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2006年12月26日 (火)

人間の種類 その3

先日の「私のしごと館」の実演の際に、若い衆の質問に、こんな風に答えたのがありました。
「とにかく、途中で失敗と思っても、最後まで作って、完成させろ。失敗と思ったところは、次回正せばいい。完成品を何個も作れば、進歩も分かる・・・云々」
実はこれ、私の実体験であり、性格でもあります。おそらく、これに賛同できない方も多々いらっしゃると思います。「失敗と思った時点で、やり直した方が良い」これもまた真理だと思います。
私は、見事に失敗(あるいは、「これは、何か違うぞ・・・?」)と思いながら、最後まで作ってしまうタイプです。その例は、もう20年以上前ですが、映画「スターウォーズ」に出てくる敵方戦闘機「TIEファイター」を自作したとき、プラ板を切り、組立てながら、「このソーラーパネルの大きさは、ちょっと小さいな~・・・。でも、もう両面切ってしもたし、ま、ええか」と作った模型(もちろん、色まで塗って完成させたモノ)が、結局どうしても気に入らず、もう一度作る直したものを、「ホビージャパン誌」に投稿したものが、きっかけになり、模型ライターの道を得ました。
しかし、当然ですが、作っている最中に、不本意なら、それを是正していく作家さんも多々おられると思います。
もちろん、自分の作風が確立されている、されていないと言うことも重要だと思いますが、そんな自信満々の作家になりたいと思いますが、なれないのは、やっぱり性格なんでしょうね。

(このブログは「恐竜模型の世界」の一部です)

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コメント

私も同じようなタイプの性格です。
ど~したら、上手く誤魔化せるかな~なんて姑息な事を考え始めます。

B型?私B型。

投稿: Yoshiko | 2006年12月26日 (火) 10時47分

悲しいかな、B型(笑)です。
私もよく誤魔化しますね。結局、指摘されて、作り直したり・・・。最初から作り直せば良かったと、いつも反省しています。

投稿: カズやん | 2006年12月26日 (火) 11時46分

掲示板ではいつもお世話になっております。粘土造型初心者です。
私も、粘土造型に挑戦し始めてから、「模型は最後まで完成させなさい」との荒木先生の教えを守り、なんとか数体完成させることが出来ました。しかし、最初の1~2体は途中でアチャ~と思っても修正するような心の余裕などなく、そのまま惰性で完成に至ったような状態でした。それでも、最後まで完成させてみると次への課題もおぼろげながら出てきます。
まあこんなところは誰も気付かないかなと、おずおずと掲示板に投稿してみると、先生にズバリと指摘され、流石だなぁと感心しつつも、次への制作意欲が沸いてきます。
3作目以降は、すこし心の余裕が出来たのか、製作途中で気に入らないところは少しずつ直すこともできるようになったのですが、それも芯状態のポージングの変更など、極初期のものに限られ、ディテール付けに入ると、アワワワワ・・まっいいか・・・ってな状態の連続で、妥協して投稿して、またまたズバリとご指摘を受け、よし次がんばろうって意欲がわいてきます。
先日見たTV番組で、葛飾北斎は90歳で亡くなるとき、「もう10年生きられたなら、もっとまともな作品を残せたのに・・・」と言ったとか。あんな凄い人でも、現状に満足していなかったのか・・・・。
なんかよく判らないことを、だらだら書き込みましたが、先生のブログの話題に妙に感動しました。今後ともよろしくお願いいたします。

投稿: 粘土造型初心者 | 2006年12月26日 (火) 11時48分

私も本題を書いている時、結構酔っ払っていたので、結局何を書きたかったか見失っていましたが、ひとつ言いたかったのは、完成度を追求するあまり、結局完成しないのは一番良くないことのように思います。
その意味で、今、掲示板が大変賑わっていますが、粘土造型初心者さんもトランプ小僧の父さんも、驚くくらい手が動いています。「手に脳みそがある」とは海洋堂の名言ですが、まさにそれです。一時、「恐竜のCG作ります」って言ってる方がいましたが、頭でいくら考えても手を動かさんかったら、結局何もできないと思います。人それぞれですが、手を動かしてから頭を働かせても遅くないのにと思います。

投稿: カズやん | 2006年12月26日 (火) 12時07分

やはり完成させることは大事だと思います。アマチュアとプロの大きな差のひとつに、完成させることが出来るかどうかにあります。どんなに途中まで良くても、人に見てもらえる段階にまで出来ていなければ、それはゼロと同じです。
なにがなんでも完成させることは大事なのですが、仕事になると難しいところもあって、間違った方向性のまま進めるわけにはいかない部分があります。
どんなに完成寸前でも、間違っていてそれが修復できないほどであるなら、潔くやり直します。そこで「もったいない」とか「面倒くさい」という言葉は禁句です。
もんもんと考えてばかりいるより、身体を動かしてしまったほうが、何倍も有益だし早いですね。
血液型は、正確とはなんの関係もありません。

投稿: corvo | 2006年12月26日 (火) 12時20分

 私はアマチュアですから参考にはなりませんが、私も途中で「あかん」と思ったらさっさと作り直します。勿論、修正可能な段階ならその道を選びますが、「あかん」と判断するのはそれ以上進めてもムダだと判断した場合のことです。その見極めの瞬間というのがあります。駄目なものはいくら作ってもだめなわけで、自分の納得のいくように作り直すだけです。特に木彫の場合には、削ってはならないところを削ってしまっては後戻りが出来ないわけで、判断がはっきりしていると思います。

投稿: タブリン | 2006年12月26日 (火) 12時46分

荒木さん、パソコンの時計が4時間ほど遅れてませんか?

投稿: タブリン | 2006年12月26日 (火) 12時47分

そうですよね。手を動かすと頭も勝手に回転しますよね。人間は、手が自由になったので、大脳が発達したって言いますもんねぇ。これからも、一生懸命手を動かします。

投稿: 粘土造型初心者 | 2006年12月26日 (火) 12時49分

corvoさん、さすがですね。
その辺りが性格の違いなんでしょうね。
私なら完成寸前のものはきっと完成させて、もうひとつ別のものを作ってしまうでしょうね。(もちろん納期や色々条件にもよりますが)
それまで作ったものを破棄することができないですね。
(今まで無かったことはないですが、かなりの心の葛藤があった記憶があります)
ちょっと意味合いが違いますが、剣竜のケントロサウルスの腰のスパイクが肩のスパイクと分かってからでも、昔の作品を改造することができないですね(あ、マンモス改造したな・・・)。
タブリンさん、表示時間変ですね。時計はブログ側の問題でしょうか?
それが、ダメなんですよ。本文のTIEファイターはプラ板を切り取ってって、割と彫刻に近いんですが、もう明らかに形が違うのに途中で止められないんですよ。(自分の完成度合いの水準が低いってのもありますが)
スパッと切り替えられない性格なんでしょうね。

投稿: カズやん | 2006年12月26日 (火) 12時59分

私もB型です(;^_^A
先生も酔っぱらってプログ書いてるんですねぇ。ちょっと安心しました。「手に脳みそがある」…私の手の中にはカニ味噌ぐらいしかありません。私が恐竜模型に食指が動くのはただ単に仕事から現実逃避しているだけです(;^_^A
以前に掲示板で書かせていただきましたが、私も若い頃は何も完成することが出来ませんでした。頭でっかちになりすぎていたんでしょうね。雑誌で見た物を自分で造れるって勝手に思ってしまうんです。本当は「上手くいかない」ではなく「上手くできない」んです。人間は、その時の能力に応じた物しか出来ないんです。今造っている物がその時の最高の物です。だから、今を楽しんでドンドン造ります。完成後、失敗だと思ったら…いや、思えたことが進歩なんですよね。次の作品はもっとがんばればいいと思っています。

投稿: トランプ小僧の父 | 2006年12月26日 (火) 17時07分

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