良い時代?
「下流社会」光文社新書。二年前に出て話題になった本ですが、読んでみました。
アンケートの集計数など若干??なところもありますが、感覚としては、「あ~、そんな感じがするな」と思えるものでした。(もっとも、新書や単行本を読めば、何でも、あ~なるほど、と思ってしまう私ですが・・・)
人間をグループ分けするのが好きな私としては、とても面白く読みました。
皮膚感覚として、格差社会ができつつあるのは実感できます。
ま、外食が○ストで、服が○ニクロで、日用品は100円ショップ。でもこれで生活できるなら、私の感覚としては、万々歳ですよね。
私が、30年近く前、一人暮らしをした時は、恐らく100円ぽっちで購入できる日用品、食料品など、ほとんど無かったでしょう。(ですから、私は今でも100円ショップを大いに活用しています。そのため、安もん買いの銭失いも実感しますし、最近の根幹となる某国の品質管理の問題もありますが・・・)
森永卓郎氏じゃありませんが、一本10万円のワインも500円のワインも、本人が美味しければ、いいじゃんと言う人もいるでしょう。時計や車にお金をかける人が沢山いますが、時計は時間が分かれば100円でもいいし、車は走って、荷物が運べれば、中古の軽でも何でもいいと言う人もいるでしょう。
結局、上(高収入・上流社会)を望む人だけが、上に行ける可能性があると言うことでしょうか。
(このブログは「恐竜模型の世界」の一部です)
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コメント
な~るほどぉ。
私の考え方で恐縮ですが、
安くてもゴミは買わない。
もちろん高くても、なんら本来の意味が無く付加価値だけで高い物は買わない。つまり、それに見合った価値のある物なら買うけど、無駄な装飾とかがくつういて高い物は買わない。
その時代において、「もの」本来の意味、たとえば腕時計なら時間を正確に刻み、壊れにくく見やすければ、宝石の飾りもいらない。
安物でも素材がしっかりしたもの、作者がしっかりと作ってあるものはいいですね。
「上」かぁ。私にはその志向はあるかも知れません。でも、それを目指そうともしていません。
すみません、価値のない書き込みをしてしまいました。
投稿: タブリン | 2007年9月24日 (月) 08時46分
本の内容としては、能力・努力して上昇志向のある人間が上に行け、多くの下流の人は、現状維持思考でその努力もしないと言うようなものでした。それが希望格差と言うもんでしょうか?こんど読んでみます。結果平等から機会平等に変化していると言うことでしょうか。
私は、情けないことに良いものがなかなか分かりません。とにかく安いものから始めて、「やっぱり高い方が性能がいいや」と言うことを懲りずによくやってます。
投稿: カズやん | 2007年9月24日 (月) 10時36分