大伴昌司の本
昭和44年から45年と言うのは、私にとってはとても記憶に残っている年です。ちょうど小学2~3年生。見るもの聞くものが全てが新鮮で面白いような時期で、1969年(昭和44年)には人類が初めて月に降り立ち、明くる1970年は大阪万博が開催されました。
そのころ読んでいた少年マンガ誌(少年マガジンやサンデーなど)も、毎週、巻頭グラビアで、宇宙や世界の七不思議や恐竜や怪獣などの特集を組み、そのどれも面白かったこと、面白かったこと。その特集の多くは「大伴昌司」と言う偉大な編集者によって作られたことは後年に知りますが、最近、大伴氏が手がけた本の復刻版と単行本が出ましたので、買ってしまいました。
「怪獣図解入門」は何度も再販されていますが、これはその最新版で、曰く「昭和47年発行の初版を忠実に大復刻」だそうです。画期的な怪獣解剖図の先駆けで、いま見ても面白い!(ウルトラマンエースの怪獣はいまいち馴染みが無いが・・・ 東宝・大映怪獣版も是非欲しい!)
「少年マガジンの黄金時代~特集・記事と大伴昌司の世界~」は巻頭グラビアの扉絵や特集が270ページに渡って載っています。(エド・カーティアの星間生物園もちょっと載っている)
カネゴンの着ぐるみの作り方なんか、すごく影響を受けたな~。
本誌の解説で、大伴氏と円谷との仲たがいの原因に、先の怪獣解剖図があったことも初めて知りました。
本書は新書版ほどの大きさなので、私としては、もっと大判で当時の特集をそのまま再録したような本が出れば申し分ないのですが・・・(今となっては版権の問題もあるのかも)。
一番見たいのは、昔のタイガーバームガーデンの拷問絵図かな
(このブログは「恐竜模型の世界」の一部です)
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コメント
タイガーバームの湿布版ですが、これは足のむくみや疲れ、発熱時の対処などに有効に活用できましょう。 もちろん日本国内でも市販の湿布は多種ありますが、試してみれば違いを実感できるはずです。
http://www.geocities.jp/hk_tiger_balm
投稿: Yoshimatsu Yumi | 2010年4月14日 (水) 03時58分