« 「メタルモデル」(株)フェバリット 2008年~ | トップページ | 「フクイサウルス オフィシャルフィギュア」 福井県立恐竜博物館 2008年~ »

2009年5月19日 (火)

失われた未来

大層なタイトルですが今日、先日夜中に放送していた映画「ブレードランナー」の録画を見ていました。
「ブレードランナー」は私らの世代では「スターウォーズ」や「ターミネーター」と並ぶ、SF映画の傑作ですが、久しぶりに見て驚いたのは、あの廃退的未来世界の設定は2019年!たった10年後!
映画が公開された時は1982年なので、40年も経てば、車も空を飛んでるやろ・・・と思ったのかどうかは別とし、1968年の「2001年宇宙の旅」では、その題名通り、2001年時には宇宙ステーションも月面基地もあるはずでした。
ま、翌’69年には人類初の月面着陸も成功するわけですから、40年も未来なら月面基地ぐらい出来てると思いますよね。
有名なところでは、鉄腕アトムの誕生日は2003年4月7日ですし・・・。
(ちなみに「スペース1999」(1974年制作)のコーニッグ指揮官の誕生日は1957年5月17日で、私より4つお兄さん。と言うことは実兄と一緒だ)
こう見ると、2000年前後には月面基地ぐらいは絶対出来ていると、みんな本気で思っていたんでしょうね。
私も思ってました。
Moon_2
その意味では「スタートレック」や「宇宙戦艦ヤマト」は懸命。22世紀のお話しですから、まだ100年余裕があります。
ヤマトなんか、イスカンダルの技術支援が無ければ、せいぜい冥王星ぐらいにしか行けてなかった設定ですから、結構リアルでしたね。(ちなみに古代進の誕生年は2181年だそうです)

ま、微妙に夢見た未来とは違ってきてますが、未来の夢を奪った最たるものは五島勉氏の「ノストラダムスの大予言」(1973年)ではないでしょうか。
当時小学生か中学生だった私は、「あ~40歳まで生きられないんだ・・・」と、真剣に悩んだものでした。
小沢一郎が多額の企業献金をもらおうが、クサナギくんが裸踊りしようが、鴻池さんが不倫旅行しようが、中村雅俊の息子が大麻所持しようが、私はどうでもいいが、五島勉氏には説明責任があると思うのですが。

(このブログは「恐竜模型の世界」の一部です)

|

« 「メタルモデル」(株)フェバリット 2008年~ | トップページ | 「フクイサウルス オフィシャルフィギュア」 福井県立恐竜博物館 2008年~ »

雑想」カテゴリの記事

コメント

「恐怖の大魔王がやってくる。そして私の生涯は30を前にして幕を閉じる」
私もそう信じておりました。
少女時代の私の未来予想図に、今の私はなかったです・・・

五島勉氏に説明責任を求むに私も1票!

投稿: 自虐の女 | 2009年5月20日 (水) 21時49分

まさか未来のハンドルネームが「自虐の女」になるとは、いたいけな少女時代には予想もしなかったでしょうな。
その意味では、プチ恐怖の大魔王がやってきたかも?(冗談です)

「富士山が噴火するぞ!」と予言して、引っ越した研究者がいましたね。
言いっ放しならオレでもできるぞ!

投稿: カズやん | 2009年5月20日 (水) 23時09分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 「メタルモデル」(株)フェバリット 2008年~ | トップページ | 「フクイサウルス オフィシャルフィギュア」 福井県立恐竜博物館 2008年~ »