シャーロック・ホームズ公開記念(ウソ)
1週間の御無沙汰でした。
恐竜マニアには推理小説マニアが多い。
これは私の勝手な思い込みですが、案外当たっているように思います。
私もマニアというほどではありませんが、ミステリーは割りと好きなほうでした。(過去形なのは、今は全く読んでないので)
限られた証拠を積み上げて、事件を解決していくというミステリーの手法は、発見された化石を手がかりに、姿や生態を推測していく、恐竜の復元によく似ています。
でも、この思考の回路や形式、面白さが同じと言うだけではなく、恐竜とミステリーには必然的な結びつきがあると思います。
ひとつは間違いなくコナン・ドイルでしょう。
「シャーロック・ホームズ」の作者で有名なドイルは、これまた熟年の恐竜ファンには必読の書「失われた世界」の作者でもあります。
「失われた世界」を読んだ恐竜ファンが、同じ作者のミステリーに流れるのはある意味自然です。
でも私の場合はこうでした。
ミステリーを好きになったのは、中学生の頃、偶然書店で江戸川乱歩の「人間椅子」を立ち読みしてからでした。
江戸川乱歩からエドガー・アラン・ポー(ミステリー・SF全般)、コナン・ドイル、そして「失われた世界」と、グルンと反対回りみたいですが、たどり着きました。
江戸川乱歩が好きという時点で少しおどろおどろした世界が好きなのも分かってもらえると思いますが、私は子供のころから解剖や人体みたいなものにも興味がありました。
だから恐竜マニアは解剖学ファンも多いように思います。(いきなり飛躍)
確かに恐竜って「骨」ですもんね。
きっと恐竜マニアの本棚には恐竜の本と一緒に推理小説や養老孟司氏や布施英利氏の本、そして「BONES」のDVDが並んでいるような気がします。(なんじゃこの薄い結論は! )
(このブログは「恐竜模型の世界」の一部です)
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コメント
なかなか興味深い説ですね。
)
僕の場合は、【コナン・ドイル】→【エドガー・アラン・ポー】→【江戸川乱歩】ですね。
(更に付け加えると、→【楳図かずお】→【伊藤 潤二】と怪奇ホラー系漫画に・・・
子供の頃はとにかく「シャーロック・ホームズ」が大好きでした。
大人になったら探偵になろうとさえ思っていた時期もありました。(笑)
江戸川乱歩作品は、推理小説としてというよりは、どちらかというと怪奇な
世界観が好きで読んでいた気がします。本格的に読もうとおもいだしたのは、確か
大学生の時に読んだ「人間椅子」がきっかけだと記憶しています。
残念ながら、養老孟司氏や布施英利氏の本、そして「BONES」のDVD・・・などは
ウチにはありません、、、。(骨は好きです)
投稿: サトル | 2010年3月 9日 (火) 21時56分
おお!サトルさん!同士よ!
江戸川乱歩、丸尾末広、佐伯俊男なんてやっていくと話は恐竜からどんどん離れていきそうですが、また恐竜に戻ってきそうなところがコワいですね。
投稿: カズやん | 2010年3月 9日 (火) 23時18分
骨は好きですが、あまり生々しいのは…
縁あって、港川人まで関わりましたが。
本棚には、解剖学アトラス、家畜解剖学…
動物のお医者さん。
Perfume ポートフォリオ
Perfume ライブフォリオ…
大本さん、いい脚の筋肉してるなぁ~
投稿: 恐竜のお医者さん | 2010年3月13日 (土) 14時07分
私も本物はダメなんですよ。
1万年前ならやっぱり化石ですよね。
写真集なら本棚二箱ぐらいはありますよ。
投稿: カズやん | 2010年3月13日 (土) 16時11分