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2010年6月26日 (土)

偉大なるミッション

「はやぶさ」でひっぱります。

今回の「はやぶさ帰還」の一連の報道で、真っ先に思い出したのは、以前書いたこの日記でした。

たいした知識の無い私が言ってもなんですが、「はやぶさ」や「アポロ13号」の奇跡の帰還は、人類の科学と英知の賜物で、偉大なミッションだったことは間違いないと思います。

しかし、もし「はやぶさ」が何のトラブルもなく予定通り帰ってきていたら、こんなにフィーバーしていたでしょうか?
アポロ計画も最初に月に降り立った11号と映画になった13号以外のことを、どれくらいの人が知っているんでしょう?

本当に偉大なミッションは、新聞に載ることもテレビで取り上げられることもなく、他人にそれとは知られることなく、毎日どこかで達成されているんでしょう。

(このブログは「恐竜模型の世界」の一部です)

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コメント

エドワード・ホワイト
アメリカ初の宇宙遊泳を達成。
アポロ1号の訓練中、火災に巻き込まれ…

当時のカプセルは、純粋な酸素が加圧され、宇宙服もナイロン製でした。純酸素で満たされた中での火災は、わずか15秒で彼らの命を奪ったと言われています。ハッチは内開きで、内部が加圧されていたため減圧しないと開くことはできません。減圧には90秒かかるのに…彼らのナイロン製の宇宙服は溶解し、くっついていたそうです。

今なら、そんな事どうして事前に解らなかったのか?事故は防げたのではないか?
でも、同じような事が、HⅡロケットのエンジン爆発事故でもありました。燃焼試験室と計測室は分厚い壁と頑丈なステンレスの防爆扉で計測室のエンジニアを護ります。ところが、計測機器のケーブルが増え、あろうことか扉の隙間から出す事態となったのです。そのため扉は完全に閉まらず半開きに…そして、あの爆発事故。頑丈なステンレスの防爆扉は、彼めがけて吹き飛び…

宇宙開発に関わらず、作業事故や交通事故も、このぐらいはなんて些細な問題から発生して、常識から外れても感覚が鈍る。それが、当事者だけでなく、職場や組織にまで蔓延するのが恐ろしいですね。

投稿: 恐竜のお医者さん | 2010年6月27日 (日) 11時06分

数々の経験から、二重・三重のバックアップ、予防措置がとってあっても、ほんの些細なミスや気の緩みが大事故に繋がってしまうこともあるんですね。

投稿: カズやん | 2010年6月27日 (日) 12時11分

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