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2010年12月31日 (金)

2010大晦日

昨年の大晦日の日記を見ると、あまり仕事がなかったと書いていますが、今年はおかげさまで楽しく仕事をさせていただきました。

姫路科学館の教室・講演をはじめ、地元枚方、新潟、北海道三笠市などで展示会、NHK熱中スタジアム、丹波市のフォーラム出席など行うことができました。
展示模型も福井県立恐竜博物館、篠山市などに納入できました。
福井や信州など各地に教室に行く時は、ついでに近くを観光するのですが、今年はなんと言っても北海道の旅が印象に残っています。
「ぼくは恐竜造形家」の出版、東急ハンズでの作品販売など、初めての試みもありました。

講演など本当に苦手なので色々プレッシャーもありますが、少しストレスがかかってるぐらいの方が精神衛生上、良いのかもしれませんね。
あ、そうそう、工房の引越しも大きな出来事でした。(未だ片付いていませんが・・・

何はともあれ、今年一年楽しく過ごさせていただきました。
お世話になったみなさま、ありがとうございました。来年もよろしくお願いします。

さて来年はどこを観光できるでしょう?

Saihokutan

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2010年12月30日 (木)

忘年会に行く

昨日は忘年会に大阪に出ました。最近は自宅と工房の半径5kmの生活しかしていませんので、久しぶりの大阪です。
JR大阪駅、大変貌! なんか京都駅みたいですね。また怪獣に破壊してもらわないといけませんね。

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まず先日できた日本最大の書店、茶屋町のジュンク堂に行きます。

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いや~、本は最近はネットで買ってばかりですが、やっぱり実際に手にとって見ることができるのはいいですね。圧倒的な品揃えです。
ちなみに私の本を検索。3冊ありました。

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次は「まんだらけ」に絶版マンガ「恐怖の叫び」を探しにいきますが、残念  ありませんでした。

最後は阪神百貨店の「ガンダム展」も覗きに行きました。

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作例など置いてありますが、それほどガンプラには詳しくありません。

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限定品などもあるようです。

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さて忘年会の会場の京橋へ。私の忘年会は毎年これ1回だけです。模型仲間と楽しく過ごしました。

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2010年12月26日 (日)

静岡科学館での造形教室の受付開始です。

本日26日より、静岡科学館での造形教室の受付開始です。

親子造形教室「君だけのステゴサウルスをつくろう」
講師:恐竜造形作家 荒木 一成

○日 時 1月10日(月・祝)10:00から12:00
○場 所 9階イベントホール
○対 象 小学1年生から中学生とその保護者
○定 員 20組(申込順)
○参加費 500円(材料費)
○申 込 募集開始:12/26(日)9:30から静岡科学館(054-284-6960)へお電話ください。

http://www.rukuru.jp/news/news.php?infoid=6973

みなさん、よろしくお願いします!

追記:定員に達し、申込み終了した模様です。たくさんのお電話ありがとうございました。
御参加のみなさん、よろしくお願いいたします。
お申込みできなかったみなさん、申し訳ありませんでした。また2月11日にも教室がありますので、よろしくお願いいたします。(申込み開始は1月29日からです)

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2010年12月25日 (土)

クリスマスネタ

今日、遥洋子がテレビで言ってました。(独身女性のクリスマスみたいな番組のなかで)

「私はあのときほど男が欲しいと思ったことがない」と。

遥洋子が家具を買いに「IKEA」に行った時のこと。すごくカラフルでおしゃれな家具が、すごく安いので、あれもこれも買い物シートに書いて、いざ買おうと思ったら、巨大な倉庫から自分で荷物を出し、自分で運んで、自分で組み立てると知ったとき、「あの時ほど、男手が欲しいと思ったことがない」と、思ったそうです。
結局IKEAで買うのはあきらめ、大塚家具に買いに行くと、ここでは完成品を家まで運んで設置までしてくれるが「値段が高い!」
と言うわけで、IKEAでも大塚家具でも買うことができない、「私のようなお金の無い、男手のない独身女はどこで家具を買ったらええねん!?」

と言う魂の問いに、出演者全員「ニトリや!

私も最近、工房の引越しで同じような経験をしたので大爆笑 めでたしめでたし。(どこがクリスマスネタやねん)

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2010年12月22日 (水)

準備するぞ~!

さてさて来年早々にある静岡科学館の教室・講演の準備をしないと。
まずは造形教室で使うアロサウルスとステゴサウルスの芯材を作ります。
工房は新しくなってもやってることは同じですね。

アロサウルスの芯材。アロサウルスを作ってもらうのは初めてなので、資料も新しく描きます。

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ステゴサウルスの芯材も。

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さ~、講演の準備もしないといけません。子どもにも分りやすいよう、恐竜の姿の移り変わりを話そうと思っていますが、昔の姿の恐竜を探しにけっこう苦労しています。

ゴジラ立ちティラノ!

Trex

ところで、昨日最終回だったドラマ「ギルティ 悪魔と契約した女」ですが、脚本、最後の最後までひどかったですね。菅野美穂も玉木宏も吉瀬美智子も好きなんで見てましたが、あれじゃ役者がかわいそうだ。

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2010年12月20日 (月)

静岡科学館「アロサウルスが見た世界」のお知らせ

来春1月8日(土)から2月13日(日)、静岡科学館る・く・るで「アロサウルスが見た世界 ジュラ紀の地球展」が開催されます。

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私の恐竜模型も1/10スケール・アロサウルス、ステゴサウルスなどジュラ紀の恐竜を中心に展示予定です。

1月10日(月・祝)は親子造形教室「君だけのステゴサウルスをつくろう」(事前募集です。12月26日から受付ます。くわしくはこちらを)・講演会「恐竜模型をつくる面白さ」を行います。

また2月11日(金・祝)は親子造形教室「君だけのアロサウルスをつくろう」(事前募集です。1月29日受付予定)・講演会「恐竜模型でみる、変わってきた恐竜の姿」を行う予定です。
講演会は申込み不要、参加無料です。おしゃべりは苦手ですが、がんばって話しますんで、皆さんの御参加をお待ちしております。

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もちろん、真鍋真先生のギャラリートークをはじめ、講演やワークショップなどイベントが盛りだくさんですので、みなさんの来春の予定に是非加えてくださいね。
イベントの予定はこちらを御参照ください

パンフレットはこちら【PDF版】

模型好きには、となり駅の実物大ガンダムも見逃せないぞ!

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2010年12月14日 (火)

ピングー

子供がまだ小さい頃はよく一緒に見ていましたが、子供が大きくなってからは、全く見ていませんでした。
先日十数年ぶりに、寝床で偶然テレビでやっているのを、見るとはなしにボーっと見ました。

その時の話はこんなのでした。

ピングーがレコードを鳴らそうとしますが、家の中には疲れてお母さんがうたた寝しています。
レコードの音で、お母さんが起きるとかわいそうなので、ピングーは妹のピンガーと家の外でレコードを鳴らそうとします。
でも外にはコンセントがありません。
そこで、ピングーは屋根の上の風車にプレーヤーのコンセントをつなごうとしますが苦戦します。(風力発電?)
なかなかうまくつなげないでいるところに、郵便配達中のお父さんが通りかかります。
お父さんはヒョイヒョイと屋根に上って風車を直すと、レコードが軽快に鳴り始めました。
するとその音に気付いたのか、お母さんも外に出てきて、ピングーとピンガー、お父さん、お母さん輪になって、一緒にダンスを始めました。 おわり。

わたしゃ、思わず涙が出ましたよ。  なんて幸せな一家なんだろうって。
いや別にうちの家庭がとんでもないことになってるわけではありませんが、なんか幸せってすごく身近にあるんでしょうね。
若いひとには分からんだろ。

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2010年12月13日 (月)

最小の恐竜 フリタデンスを作るぞ!

唐突ですが、北米最小の恐竜、フリタデンス・ハーガロルム(Fruitadens haagarorum)を作ります。
フリタデンスはヘテロドントサウルスの仲間です。ヘテロドントサウルスは歯が牙や奥歯で形が違う、恐竜のなかでは非常に珍しい種類なんですよ。(恐竜はだいたい、同じ形の歯しかもっていませんからね)
フリタデンス・ハーガロルムの記事

あっ、もう形ができました。

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去年ヘテロドントサウルスの仲間で、ティアニュロング(Tianyulong confuciusi )と言う中国遼寧省で発見された恐竜に羽毛?剛毛?の痕跡がある化石が発見されているので、少し自信がありませんが、毛付き復元をしてみましょう。
背中に正中に沿って、リューターで溝を彫っていきます。

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テグス(釣り糸)を接着剤で埋めていきます。

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長さバラバラはとりあえず気にしない。

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う~ん、なんかこんなのいそう。(トワイライト・ゾーンのグレムリンみたい)
さて先を細くなるように毛先をそろえていきます。

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彩色はアクリル絵具で。

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模様も付けて、出来ました!

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ホームページにもアップしました。
フリタデンス・ハーガロルム2010

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2010年12月12日 (日)

アロの変顔

今日は恐竜造形作家の徳川広和さんの「子ども恐竜教室」を邪魔しに行きました。
場所は車で30分ほどの寝屋川市総合センターの中央図書館です。
ちょっと時間に遅れて入室。

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恐竜の歴史や復元の分かりやすい説明のあと、アロサウルスの頭骨図をもとにトレーシングペーパーに顔を復元します。
私もやってみました。顔の穴全部に目を入れてみました。変な顔。

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昨日は小田隆さんの講演があったのですが、これはその名残でしょうか。消すのもったいないね。

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2010年12月 9日 (木)

恐竜・子ども夢フォーラムの様子

恐竜パンテオンさんで、先日の丹波市 丹波竜化石工房で開催された「恐竜・子ども夢フォーラム」のパネルディスカッションの様子が紹介されています。
御興味のある方はどうぞ。私も少ししゃっべてます。

ディノアゴラ 恐竜・子ども夢フォーラム

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2010年12月 8日 (水)

がんばるな~ 4Dパズル

4D MASTERのホームページを見てみると、色々ラインナップされていますね。

アナトミーモデルでは、ブラキオサウルスステゴサウルス、またスケルトンモデルでは、ティラノサウルスやトリケラトプスも発売されるようです。

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個人的にはアナトミーのキリンアフリカゾウが良いですね。

もちろん、以前紹介したアポロ11号の月着陸船もいよいよ発売されるようです。

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嬉しいことに司令船も発売予定のようですが、月着陸船とドッキングできるんでしょうか?(箱はダミーのようだからまだかな?)

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フェバリットさん、アオシマさん(どこでも結構です)、輸入代理よろしくお願いします!

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2010年12月 7日 (火)

大谷君の新作 カマラサウルス

丹波市のイベントにも来てくれた、兵庫県猪名川町の大谷君が新作のカマラサウルスの写真を送ってきてくれました。

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先日もミニ丹波竜を作ってくれましたが、こちらが初竜脚類でしょうか?
カマラサウルスの丸い頭が上手に表現されていますね。
いつも、色が独特できれいですね。

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さ~、次はいよいよ角竜かな?

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2010年12月 6日 (月)

丹波竜「恐竜・子ども夢フォーラム」に出席

さて昨日12月5日は丹波竜化石工房「ちーたんの館」オープン記念イベント、「恐竜・子ども夢フォーラム」に出席してきました。

午前中は「子どもの頃に夢みた恐竜の世界」と題して、パネルディスカッションがありました。出演者は科博の真鍋真先生、早稲田大の平山廉先生、ひとはくの三枝春生先生、漫画家の所十三先生、そして私が子供の頃の恐竜源体験や、子供からの質問に答えるという形で行われました。(写真:平山先生御提供)

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私などは、完全に一聴講者になって、子供たちの鋭い質問への先生方の答えに頷いてばかりでした。

その後、現在大ブームになっているゆるキャラショーも開催され、丹波竜のちーたんはじめ、せんとくんなど御当地キャラが登場。

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なんと、私の住んでいる京田辺市からもキララちゃんが出演していました。
キララちゃんとぬりかべ君(うそ。本名わたる君)と記念撮影。

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屋外では化石発掘体験やグッズ売場で賑わっていました。

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さて午後からは、体験セミナー「恐竜を立体に感じよう!~恐竜フィギュアの世界~」を行いました。当初、私の恐竜模型を展示し、私が模型を作っているところを見学してもらうつもりでした。

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しかしやはり実際に粘土で作りたいと思う子供も多いだろうと考え、針金の芯を数個持っていきましたが、次から次へと子供が増え、急遽針金で芯を作り足し対応しましたが、準備不足のため、参加してくれた子供さんにも、お手伝いしていただいたスタッフさんにも御迷惑をおかけしました。反省。
いつも教室に参加してくれる薬師寺さん一家、大谷くんもかけつけてくれました。ありがとうございました。

普段なかなかお会いできない先生方や恐竜倶楽部の皆様にもお会いできて、本当に良かったです。
最後に今回このような記念の催しに呼んでいただき、丹波市スタッフの皆様にもお礼申し上げます。
皆様ありがとうございました。

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2010年12月 5日 (日)

「ちーたんの館」オープン

12月4日、丹波市山南町に新丹波竜化石工房「ちーたんの館」がオープンしました。

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現在も発掘作業が続いている丹波竜の、これまでの発掘状況や成果や、発見された化石の展示があります。ラボでは化石のクリーニングも進行形で見ることができます。

クリーニングルーム

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丹波竜の産状ジオラマ 実際に発掘に使用された道具なども見ることができます。

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発見された骨格を使って、丹波竜の実際の大きさを壁面に現されています。どんどん骨が加わっていくと良いですね。

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私が制作した復元模型「丹波竜2007年版」も展示されています。

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詳しくは丹波竜化石工房「ちーたんの館」を御覧ください。

この4日はシンポジウム「恐竜化石とこれからの地域づくり」が開催されていました。

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私の出番は明日5日(実際は今日)ですので、ホテルにチェックインし、その夜は明日参加される先生方と恐竜倶楽部のみなさん、丹波市の担当さんたちとの懇親会があり、大変美味しい料理と楽しいお酒をいただきました。
(明日は仕事なのにちょっと飲みすぎてしまいました・・・

さて丹波市に来る前に、篠山市の「黒豆の館」に寄って、私が制作したアーケオケラトプスの模型を見てきました。
現在は名称も決まり「太古の生きもの館」です。

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オープン時には展示が間に合わなかったアーケオケラトプスの全身骨格もありました。

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こちらもどうぞよろしくお願いします。

PS:途中で見つけました。「・・・こんなところで「GANTZ」が作られていたとは・・・」

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2010年12月 3日 (金)

再び丹波市「恐竜・子ども夢フォーラム」のお知らせ

何度か告知していますが、明後日12月5日(日)、丹波市山南町の新丹波竜化石工房「ちーたんの館」で、オープンイベント「恐竜・子ども夢フォーラム」が開催されます。
私もパネルディスカッション、体験コーナーに参加します。

午後からの体験セミナーでは、恐竜を立体に感じよう!~恐竜フィギアの世界~「荒木一成の恐竜フィギュアの展示、恐竜模型制作作業風景」と言うことで、現在制作中の模型の実演、また針金で作った芯材も持っていって、作りたい人がいたら簡単な指導もしてみたいと思っています。(大小の芯材)

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また展示用の大きな模型も何点か持っていきます。
1/10 ティラノサウルス・スカー

Tyrannosaurus2010g1mm
1/20 ブラキオサウルス2010 他

Brachiosaurus2010cmm
現在制作中のヘテロドントサウルスの仲間

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見学自由ですので、みなさんよろしくお願いします!

詳しいプログラム・場所等はは丹波竜ドットコムを御覧ください。

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2010年12月 2日 (木)

テレビばっかり見ています

昨日のヤマトの続きではありませんが、古代進役のキムタクは良い意味でも悪い意味でもキムタクでした。どんなドラマでどんな役を演じても「キムタク」以外に見えないのは、やはりそれだけスターなんでしょう。田村正和のように。

反対に、演じた途端、その役柄にしか見えなくなるのは角野卓造さんです。
ラーメン屋のおやじをやればラーメン屋のおやじにしか見えなくなるし、あるときは弁護士、学校の先生、警察官、あるときは近藤春菜と、すべて同じ役者が演じてるとは思えないくらい役になりきってしまいますね。

私は役者のことは全然分かりませんし、どちらがどうと言うのではありませんが、配役って本当に重要で大変だなと思います。

また明石家さんまの「ホンマでっか!?TV」でも、おそらくこの番組に出なければ、真面目な人格者として一生を全うされたであろう先生たちが、さんまにいじられ、本性を曝け出されています。しかし、すごく良い意味でベールが剥がされていて、見事ですね!さんまさん。

反対に先日、爆笑問題がフタバスズキリュウの発見者の鈴木さんと対談する番組がありましたが、太田氏の質問があまりにも下卑で、いやな気分になりました。

ま、お笑いのことも全然分からないので、なんとも言えませんが、人の意外な一面を引き出すのにもテクニックが必要でしょう。人を怒らせたり卑しめるのは簡単ですが、いかに意外な良い一面を引き出すのは難しいと思います。さんまさんも一朝一夕でお笑いモンスターになったわけではないでしょうから、場数の問題なのかもしれませんね。

追伸:映画「ヤマト」上映前の「あしたのジョー」の予告編で、丹下段平役が香川照之と知って、見に行くことに決めました。

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2010年12月 1日 (水)

「SPACE BATTLESHIP ヤマト」を見てきた

今日は不朽の名作アニメ「宇宙戦艦ヤマト」の実写映画「SPACE BATTLESHIP ヤマト」を見てきました。

アニメのヤマトは、もう私ら世代の人間には特別なモンでして、ヤマト以前と以後でアニメは完全に変わりました。(一作目だけね)
ここでくどくどとアニメのヤマトのことを書いてもしかたありませんので、映画の感想ですが、意外と良かったです。
と言うか惜しい感じがしました。

あのアニメを2時間で実写化するのには無理がありますし、はしょったり、設定の変更は止むを得ないことです。
アニメならサラッと流せるところ、ごまかせるところも実写になるとシビアに説明しないといけないでしょうし、その点かなり工夫してあったと思います。
CGも十分よくできていたと思います。胸に拳をあてる敬礼もよく決まってました。
冒頭で、古代が「ターゲットスコープオープン!」と波動砲を初めて撃つシーンなんて、涙が出ましたよ。ほんと。
でも、沖田艦長が最期に「なにもかもみな懐かしい」と言う台詞は、やっぱり長い過酷な旅の果てでやっと意味が出る言葉で、2時間の映画では・・・。
そういう意味で、何部作か連続ドラマでやっていたらどうなったか?その点、惜しい気がしました。

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ところで私らは元のヤマトをよく知っているので、「あの台詞は?このシーンは?」という楽しみがありましたが、初見の人はどうなんでしょう?純粋に楽しめたんでしょうか?

配役についても色々意見はあるんでしょうが、十分良かったと思いますよ。今、お客を呼べる俳優ではベストだったんじゃないでしょうか。特に森雪や佐渡酒蔵は正解だと思いました。スターシアや森雪の頭頂部を再現できるのは黒木メイサしかいないでしょう。と言うのは冗談で、いまさら線の細い女優が「古代く~ん」じゃないでしょうしね。
アナライザーも大活躍するし。ホンニョゴニョン(あっこれはハックか
でもアルマゲドンと同じカット割りはちょっと・・・。(黒木メイサがカワイイから許す)

最後に一句 「古代君 君の波動砲 百発百中

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