« 桜の木 | トップページ | ニジェールサウルス再び 前編 »

2011年4月10日 (日)

テルマエ・ロマエ

巷で話題の漫画、「テルマエ・ロマエ 」(ヤマザキマリ ビームコミックス)を読みました。
なんか事前に聞きかじっていた内容と違い、至極まともな文化ギャップのお話しで面白かったです。

T1
はじめは古代ローマ人が現代の日本の風呂にタイムスリップしてドタバタを巻き起こす喜劇かなって思っていましたが、来たり戻ったりして、自分の仕事にフィードバックしていくんですね。次々と話題になる温浴施設が自分の創造じゃないことに苦悩する姿がなかなか面白いです。
昔の人も今の人も快楽を追求するのは同じですね。温泉、気持いいですもんね。あ~露天風呂に行きて~

さて、先日の日記で、コメントをいただいた恐竜倶楽部の高井さんから、件の本を贈っていただきました。どうもありがとうございます。
ギャラリーフェイク 」(細野不二彦 小学館)4巻です。この中に収録されている「迷宮のキリコ」ですね。

T2
シュールレアリズムの始祖とも言われるキリコは、後年、古典主義に目覚め、かつての自分の作品を闇に葬ろうとします。

T3
ビックヒットをたたき出し、その後の作曲に悩むアーチストが苦悩の末、導き出したのは、
「オレのすべきことは、昔のヒット曲を越えようとすることじゃない! それを捨てることだったんだ!」

ドッヒャ~ あたしにゃ、逆立ちしても無理ですわ・・・

(このブログは「恐竜模型の世界」の一部です)

|

« 桜の木 | トップページ | ニジェールサウルス再び 前編 »

お薦めモノ」カテゴリの記事

雑想」カテゴリの記事

」カテゴリの記事

コメント

私も「テルマエ・ロマエ」好きな漫画のひとつです。
ただ、このタイトルがいつもスッと出なくて、なかなか会話がすすみません。
「テリマヨ・なんたらってやつ、
なんだっけ?あれ、風呂の漫画」と言って子どもに呆れられます。

言い間違い、聞き違いはいつものことで、
今朝も子どもを社長と呼びました。(^-^;

あの震災から1ヶ月です。こちらは放射能の関係で、ままならぬことがありますが、少しずつ元の生活に戻っているところです。

投稿: 自虐の女 | 2011年4月11日 (月) 14時23分

自虐の女さん、お元気ですか。震災に加え、見えない敵、放射能と風評との戦いですね。私は報道で知るしかありませんが、心から応援しています。

「テルマエ・ロマエ」、私も名前を書くとき、いちいち確認しないと出てきません
お風呂って、日本のようにドップリ湯船につかるのは世界的に見ても少数派なんですかね?そういう意味では古代ローマって、日本と似ていたんですね。昔は日本も混浴だったし

でも自虐さんからこうやってコメントいただくと、ホッとします。大変だと思いますが、たまにコメント下さい。(こちらが元気もらって、立場が反対ですね

投稿: カズやん | 2011年4月11日 (月) 15時37分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 桜の木 | トップページ | ニジェールサウルス再び 前編 »