貝工芸の浮世絵を見に行く
今日は一昨年お世話になった「くずはアートギャラリー」で開催されている「貝工芸でめぐる“完全版”東海道五十七次 水田博幸展」を見てきました。
いろんな種類の貝ガラを細かく細工して、歌川広重の浮世絵「東海道五十七次」を押し絵のように再現してあります。
お江戸日本橋から始まり、広重も描いていない大阪の京橋までの宿場を含めた60の場面が展示されています。
「藤枝」の部分をアップ!人物の肌や髷、着物など、色味や模様の合った貝を使って、細かく作られてますね。
作者の水田氏は枚方市出身なので、広重の浮世絵には無い、京都から大阪までの宿場「伏見宿」、「淀宿」「枚方宿」、「守口宿」、「京橋」の場面をオリジナルで作成。
枚方宿の鍵屋ですね。くらわんか餅で有名ですが、淀川の川底には勘定を誤魔化すため捨てられたお皿が大量に見つかったそうです(勘定後、使い捨てという説もあります)。
使用する材料の貝ガラや細工用工具、行程なども展示されてました。
最近時代劇や浮世絵がマイブームで、とても面白かったです。
今月11日(水)まで開催中(入場無料) 同じく貝工芸で作った帆船模型や法隆寺夢殿なども展示されています。詳しくはくずはアートギャラリースタッフブログをご参照ください。
(このブログは「恐竜模型の世界」の一部です)
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コメント
その昔、北斎や広重の浮世絵がふりかけのオマケに入っていて、それを集めたことがありました。
数年前、急に気になってヤフオクで調べてみたら、同じものをセットにしたのがけっこう安く出品されていて、結局北斎、広重のほかに写楽と歌麿まで落札してしまいました。
まだ100%アナログ時代の印刷物ですが、さすが日本製、素晴らしい出来でした。本と違ってずらりと並べて見ることができるので、まさに実物のミニチュアのようです。
投稿: TOM | 2012年1月 9日 (月) 08時54分
おっ!永〇園! よく考えると、渋いオマケでしたね。今も入ってるのかな?
今回の展示もそうでしたが、ズラ~と並べ、それを眺めていると、まるで自分が東海道を旅している気分になれますね。
投稿: カズやん | 2012年1月 9日 (月) 10時25分