« グリフォンのT-rexがキター! | トップページ | またプテラノドンを作るぞ! 中編 »

2012年6月 4日 (月)

またプテラノドンを作るぞ! 前編

たまには模型制作の記事も書かないと、いつも見に来てくれる人に申し訳ないですね。

先日スタージョンさんと話したとき、私らの作っているものは、「復元模型」とはほど遠い「想像模型」と指摘されたという話しがありました。
確かに三葉虫など外骨格が残る絶滅生物に比べると、恐竜などは筋肉や内臓、皮膚など軟組織に始まり、体色、模様に至っては想像以外のナニモノでもありません。
とは言え、出来る限り発見され研究されている成果に基づいて作っていくのが一番大切であることも間違いありません。
しかしそれが恐竜を作るうえで、足かせになっている可能性もあります。
翻って、映画「アバター」に登場するドラゴン「イクラン」や人気ゲーム「モンスターハンター」のモンスターなどは恐竜や翼竜を参考にしながら、制約が無いため、デザイナーの奔放なイメージで作られ、形態にしろ色彩にしろ見事な創作物になっています。
ですから今回は少し反則ワザですが、ドラゴンテイストの翼竜プテラノドンを作ってみることにしました。(かと言って、歯を生やしたり角をつけたりはしませんよ

ちゃちゃっと行きます。(前のプテラノドン制作記事はこちらを見てください)
イメージは「岩場にたたずむプテラノドン」(このシチュエーション、好きなんですわ)
ワシなどの大きな猛禽が岩の上で、片翼を伸ばしてストレッチしているイメージです。

頭と胴体を作ります。スケールは約1/10ぐらいです。

P2
岩場を作ります。まず粘土をブロック状に切り分けます。

P3_2
それを積んでいって好みの形にしていきます。

P4
岩場と翼との関係を考えながら、腕の骨の位置を決めます。

P5
折りたたんだ右腕と伸ばした左腕に、それぞれのシワなどを考えながら、薄く延ばした粘土で皮膜を作っていきます。

P6
仮ポーズ。首を上げて、遠くを見ているイメージ。

P7

中篇に続く

(このブログは「恐竜模型の世界」の一部です)

|

« グリフォンのT-rexがキター! | トップページ | またプテラノドンを作るぞ! 中編 »

恐竜」カテゴリの記事

模型を作る」カテゴリの記事

コメント

おっプテラノドンですか。前回のプテラノドンとはまた雰囲気が違って最高です。僕は、今部活でガメラを作っていますが、それが作り終わったら恐竜や翼竜の模型も作ってみたいですね。

投稿: kenta | 2012年6月 4日 (月) 18時28分

肉翼を粘土で!。
すっげー!!!。

投稿: apuro | 2012年6月 4日 (月) 20時13分

kentaくん、学業に部活に忙しそうですね。
ガメラを作る部活って?? 美術部?演劇部?マン研?

投稿: カズやん | 2012年6月 4日 (月) 20時17分

apuroさん、薄くはないんですよ

投稿: カズやん | 2012年6月 4日 (月) 20時28分

イヤイヤ
きっといつもの荒木マジックが、、期待シマス!。

15cm程度のチラノのフィギュア、ポリかスチロール樹脂製で改造可能、シッポぴーんのヤツありませんかね。
オリジナルで魔改造したいんですが、、。

投稿: apuro | 2012年6月 4日 (月) 20時41分

その大きさのティラノのプラモ、意外と無いんですよね。
このサイトで、
http://dinosaur-fan.net/naruhodo/tamura/
紹介されているハセガワのティラノは良い大きさ(20cmほど)なんですが、実態はアロサウルスだったというオチです。(それ以前に入手も困難ですが)
ご存知かもしれませんが、タミヤの小型恐竜セットのティラノは10cmほどですね。
http://www.tamiya.com/japan/products/list/35dinosaur_world/html/60107.htm

投稿: カズやん | 2012年6月 4日 (月) 21時00分

ハセでディノ!。これは知りませんでした。
アロ君でも若きチラノに改造出来そうですね。無理くりテイスト。
ちょこっと捜して、、、無いよねぇ、、。

貴重なる情報、ありがとうございます!

投稿: apuro | 2012年6月 4日 (月) 21時44分

僕も荒木さんと一緒で美術部ですよ。

投稿: kenta | 2012年6月 4日 (月) 22時13分

kentaくん、美術部でガメラを作ってるなんて、ほんと私といっしょですね

投稿: カズやん | 2012年6月 5日 (火) 08時30分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« グリフォンのT-rexがキター! | トップページ | またプテラノドンを作るぞ! 中編 »