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2012年6月 5日 (火)

またプテラノドンを作るぞ! 中編

またプテラノドンを作るぞ!の続きです。

P7_2
翼の皮膜にディテールをつけていきます。

P8
やはり薄く延ばした粘土を上にはりつけ、大きなシワや細かいシワをつけていきます。

P9
全体を見ながら翼の大きなシワを調整していきます。
首の角度も、少し下から見上げるような感じに調整しました。

P10
おそらく本物の翼竜の翼にはこのようなシワはつかなかったでしょう。
翼竜の翼には縦方向に無数の繊維で保持されおり伸縮性があったと考えられているので、ゴムが伸び縮みする感じでシワはよらずに翼を折りたためたと考えられています。
ですが、今回の造形は前編にも書きましたが、ドラゴンのイメージで作っていますので、翼のシワ、前足の大きさなどかなりデフォルメして作っています。

翼竜の毛は、普段は粘土をけがいて表現しますが、今回は植毛で表現します。とは言え、フッサフッサにするのではなく、しゃれこうべに残ったざんばら髪のイメージで首筋に表現します。

エンピツで植毛部分を確認。

P11
ピンバイスで穴をあけていきます。

P12
で、今回の秘密兵器は、知人に教えてもらった初登場の百均の「つけまつげ」

P13
テグスを切って使うのとちがい、「カーブがついていて、先が細くなっている」という条件にぴったりです。
ピンセットで掴み、ハサミで切り取って一本一本植毛していきます。

P14
なんかキショイ・・・

と言うことで形は完成しました。

P15
次回は彩色していきます。

後編に続く

(このブログは「恐竜模型の世界」の一部です)

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コメント

すごいですね。ドラゴンプテラノドンですか。この前のプテラノドンと比べてみるとディテールが増えたような気がします。つけまつげが色を塗ったらどうなるのか楽しみです。

投稿: kenta | 2012年6月 5日 (火) 19時29分

 おおっ!ジュラシックパークに出てきそうだな。僕はプテラノドンといえばロストワールドの最後の場面で、木の上で吠える場面を真っ先に思いつきます。このプテラノドンも「くぅあーっ」と吠えているように思えます。菓子のおまけであるなら絶対にほしいです。
 余談ながら、「新説・恐竜の成長」が今夏、なんと熊本にて開催されるのだそうです。場所は市立熊本博物館で、熊本城のすぐそばです。御船(リニューアル決定!)のついでにどうぞ、いらしてください!

投稿: 足立瑛彦 | 2012年6月 6日 (水) 03時31分

kentaくん、つけまつげ、人毛かと思ったらポリエステルでした。ちょっと塗料がのるか心配かな。

足立さん、私もプテラノンの映像では、映画「JP2 ロストワールド」の最後のシーンに少しだけ登場するプテラノドンが最高傑作だと今でも思っています。

投稿: カズやん | 2012年6月 6日 (水) 10時34分

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