恐竜造形本の紹介
竹内しんぜんさんの恐竜模型造形の本が刊行されました。
「恐竜のつくりかた」 グラフィックス社
しんぜんさんこちらのブログを見てる人ならよくご存知だと思いますが、恐竜、怪獣、フィギュア造形の若手のホープです。
しかし十代の頃からワンフェスに自作ガレージキットで出店するなど、この業界ではすでに20年近くのキャリアがあり、ベテランと言ってもいいかもしれませんね。
彼の作る恐竜模型は動きもあり、正確でもあり、独自の解釈もあり、しかもケレン味もあり、恐竜ファンのみならず造形ファンにも定評があります。
その彼が満を持して出版した恐竜造形のノウハウを惜しみなく記した一冊ですから、こりゃ買うしかないですわな。
前半1/3は代表作の作品集になっており、恐竜の特徴、作るうえでのポイント解説があります。
独自の解釈の脱皮しているティラノや水生ヨロイ竜なども、立体造形ならではの説得力がありますね。
後半2/3はしんぜん流恐竜の作り方が初級編~上級編と、膨大な途中写真とともに詳しく解説されています。
恐竜復元に役立ちそうな現生の動物(ワニや鳥など)の写真も一緒に掲載されているので、具体的なイメージも連想しやすいですね。
また、国立科学博物館の真鍋真先生の最新恐竜情報もポイント解説されています。
これまで、ここまで詳しい恐竜模型の技法書は、国の内外でも出版されていないので、翻訳でもされればエライことになるかもしれませんね。
(D・クレンツのDVDぐらいかな? 有名になっても俺のことは忘れんとってね!)
さて、実際この本を見ることで、こんな風に恐竜が作れるかというとなかなか難しいと思いますが、ある程度造形の心得があるひとが、恐竜を作ってみたいときには良いテキストになるのは間違いありません。
また、この本を図書館などで偶然手に取って、イナズマに打たれたように造形に目覚める子どもも出てくるでしょう。
私も経験がありますが、一冊の本との出会いが、その後の人生を決めてしまうときがあります。
この本はそんな可能性を持った一冊だと思います。
遠くない将来、この本で目覚めた若き恐竜模型造型家が出てくることを楽しみにしたいです。
あんまりホメすぎてもなんですので、ひとつ欲を言えば作例の恐竜の色が全般に落ち着いたイメージなので、せっかくレプリカがあるんですから、T-rexのカラーバリエーションで「恐竜の色」みたいなページが欲しかったですね。
とにもかくにも、シンゼンさん出版おめでとう!![]()
便乗して宣伝
この本はちょっと難しいな~と思った子供たちはこちらもどうぞ→「恐竜学ノート 」今人社 刊
ところで、なんで松村しのぶ氏の作品集や造型ハウツウ本が出ないんですかね??
造型界の七不思議のひとつですね ![]()
(このブログは「恐竜模型の世界」の一部です)
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コメント
細かい部分の作り方まで詳しく載っているのがいいですね。これは絶対買わないとですね。
投稿: kenta | 2013年7月 6日 (土) 13時44分
kentaくんは絶対買わないと!
書店に並ぶのは7月10日前後だと聞いています。
投稿: カズやん | 2013年7月 6日 (土) 14時09分
早速購入しました。こんなステキな本を読める子どもたちは、幸せだなぁ。刺激を受けて「自分で作る」っていう人がたくさん現れるといいですね。
投稿: KYO | 2013年7月 7日 (日) 11時57分
もちろん、購入しました。
造形のノウハウを惜しみなく解説してありますね。
投稿: オバキン | 2013年7月 7日 (日) 12時11分
ご紹介ありがとうございます!!
カラーバリエーション、なるほど\(^o^)/
また機会があったらやってみたいです~。
松村さんの作品集が出たら大人げなく
大人買いしちゃいますね。
投稿: SHINZEN | 2013年7月 7日 (日) 14時59分
SHINZENさん、良い本ができましたね!しんぜんさんにとって、更なるステップアップのきっかけになるでしょうね!
KYOさん、ほんとにこれ見て恐竜を作り始める子どもが出てくると思うとワクワクしますね!
オバキンさん、ほんと私と違って「出し惜しみ」がないので、ちょっと困ってます
投稿: カズやん | 2013年7月 7日 (日) 22時26分
アマゾンで買いました。素晴らしい本ですね。
粘土造形始めたばかりなので、とても参考になります。
買って大正解でした!
投稿: 恐竜太郎 | 2013年7月10日 (水) 18時23分
ファンドだけではなくスカルピーの使い方も書いてあるので、自分に合った粘土や方法を見つけて作るといいですね!
投稿: カズやん | 2013年7月10日 (水) 21時54分