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2013年11月30日 (土)

Bus stop elegy

工房のすぐ近くにバス停があります。
先日、その路線バス会社から電話がありました。

バス会社:恐竜工房さんですか?

私:はいそうです。

バス会社:停留所のアナウンスで「恐竜工房に御用の方は~」みたいなアナウンスはいかがでしょうか?

私:いえ いえ。そういうのは結構です。

と、お断りしました。
工房と言っても、コレクションルームは物置状態ですし、作業場と言っても居室の一角で、夏の猛暑ならパンツ一丁で作ってる状態ですから、アナウンスにつられてふいにお客さんでも来ようものなら、それはそれはコッ恥ずかしいことになりそうです

せっかくお声をかけていただいたバス会社さん、ホントにすみませんでした。
そしていつか、いつ誰が訪れてもすぐに「お・も・て・な・し」できる工房を目指したいです

(今回はそれ以上何も聞かずお断りしたのでアナウンスが有料か無料かは分からずじまいでした・・・こちらの受入れさえ整っていれば良い宣伝だったかもしれませんね)

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2013年11月27日 (水)

NHKカルチャーで講演します

NHK文化センター梅田教室で講演します。

2014年2月9日(日)13:30~15:00
「模型で見る変わってきた恐竜たち」と題して、恐竜模型を作る難しさや面白さなどをお話しする予定です。

詳しくは下記ページをご参照ください。

NHK文化センター梅田教室HP

受講申込みHP

他にも楽しそうな講座がいっぱいありますね!みなさんよろしくお願いします!

Nhkc
(昨日の新聞折込広告)

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2013年11月26日 (火)

日本人の身長

昨日の新聞広告の「週刊現代」の記事に「日本人の9割はヤンキーになる」と言うタイトルがありました。
まだ実際の記事は読んでないので私の見当違いの可能性もありますが、私も前から思っていました。

現在、結婚できない(しない)男女やニート、SNEPなどが話題になりますが、結果的にそういう人たちは子孫を残さないので絶滅します。(動物としての生存能力が低い?)
(日本古来の見合い制度や近所の世話焼きがいなくなったので。たぶん今の多様な日本人がいるのはそのおかげだったでしょう)

反対にデキ婚や子だくさんのヤンキーはその子孫をどんどん増やしていく(動物としての生存能力が高い?)ので、30年後にはビックダディーや美奈子さんや亀田一家みたいな日本人ばっかりになるでしょう。

もちろん普通の家族も存在すると思いますが、わりとまわりを見ても一人っ子や二人兄弟が多いので、数においてはヤンキー勢に圧倒されてしまうでしょう。

さてタイトルの日本人の身長ですが、これも私の子供を見ていて前から思ったことです。
戦後、食べ物や生活様式の欧米化で、日本人の身長がどんどん高くなっていったと思います。
おそらくそれは劇的ともいえる変化だったと思います。

おかげで私の身長は180cmですが、嫁は152cmです。
で、子供はと言うと170cmぐらいです。

ま、考えてみると男性は自分より背の小さな女性を伴侶に選ぶ傾向があると思いますので、子供は父母の間の身長になると思います。

電車など乗ってると、最近の若いひとでも180cmぐらいのひとは増えましたが、かと言って2mあるひとは滅多に見ません。

と言うことは、日本人男性のMAX身長が180cmぐらい、女性のMAXが170cmぐらいとすると、将来的には日本人の平均身長が175cmぐらいで止まるのかなと思います。
自分より身長の高い子供がほしければ、自分より身長の高い伴侶と一緒にならないといけないとすると、私なら190cmの女性を、190cmの女性は2mの男性を・・・。

ま、これはかなり難しいことだと思いますので、将来の日本は身長170cmぐらいのビックダディーと美奈子さんが闊歩する世の中になると思います。

ん~ 私みたいに気の弱い人間には辛い世界だな~。

すいません。毎度おなじみの中二病的妄想で何の根拠もない話でした

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2013年11月24日 (日)

オバキンさん 来訪

このブログでもよく作品を紹介している横浜のオバキンさんが工房を訪ねてくれました。

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関西でお仕事があったそうですが、遠いところありがとうございました!

この日はtsukudadosさんも遊びに来てくれてました。
このところず~っと一人で仕事をしているので、久しぶりに家族以外の方とおしゃべりができて楽しかったです。
おしゃべりが過ぎて色々失礼があったかもしれませんが、ご勘弁ください

ところで今回のNHK「100分de名著」のアラビアンナイトでシェヘラザードをやってる東加奈子さんて綺麗でよく似合ってますね

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2013年11月22日 (金)

「寄生獣」映画化ですと!

「寄生獣」が映画化

岩明均の「寄生獣」は好きな漫画で、いつか実写化されたらいいなと思っていました。
ハリウッドでの映画化の話もあったようですが、「ALWAYS 三丁目の夕日」の監督がやるようです。
「デビルマン」こそハリウッドでローランド・エメリッヒやギレルモ・デル・トロあたりが撮ったら面白かったと思いますが、「寄生獣」なら日本の特撮でも十分映像化できるでしょう。
と言うか内容がわりと地味ですし、地方都市半径10kmでの出来事なのでそのほうがむしろ良いかも。
ただ、漫画をそっくりに映像化できると思うんですが、なんか全ての映像の出来具合が目に浮かぶんですよね。
もともと「ヒドゥン」や「物体X」のイメージも強いので、映像化も前提で描かれているような漫画なのですが、どんなにCGやVFXで再現されてもいまさらビックリするような映像にはならないでしょう。
むしろミギーや田宮良子の心の変化や後藤の正体の伏線のような目に見えない部分が面白いので、それを短い映画にどう入れ込むのか?果たしてそれで映画として面白くできるのか?でしょうね。
でもちょっと期待してます。

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2013年11月19日 (火)

友ぞ。さんのタルボサウルス三態

友ぞ。さんがタルボサウルス三態を掲示板に投稿してくれましたので、こちらでも紹介いたします。

タイトルは「タルボサウルス 三態 ~立・走・座~」

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それぞれのスタイルが上手く表現されていますね。
先日の開催された神流町恐竜王国秋祭りの出品作品で作られたそうです。
友ぞ。さんのブログで制作の過程を詳しく見ることができますよ

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2013年11月10日 (日)

チェンソーアート カレンダー

チェンソーアートの第一人者、城所ケイジさんから2014年カレンダーをいただきましたのでご紹介します。

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ケイジさんはテレビやメディアでも良く紹介されていますのでご存知の方も多いと思いますが、チェーンソーアートというのは、大きな丸太をチェーンソーで削って彫刻作品を作るというものです。
大きな丸太が見る見るうちに作品に仕上がっていく迫力と繊細さは他に類を見ません。

和歌山の龍神村に拠点をおかれて活動されていますので、龍をモチーフにした作品も多く作られ、恐竜作品も多く作られています。

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そんな素晴らしい作品のたくさん見られるカレンダーです。
ご興味のある方は下記アドレスをご参考ください。

ケイジさんのHP 「チェンソーアート・ジャパン」 カレンダー通販ページ

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2013年11月 8日 (金)

月村さんのサウロポセイドン

先日ユウティランヌスを投稿してくれた月村さんが、新作のサウロポセイドン模型を掲示板に投稿してくれましたのでこちらでも紹介します。
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造形のコンセプトは掲示板を読んでいただくと分かりますが、重心の位置など的確にできていますね。
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恐竜のような現在実在しない動物を作るときは、骨格から想像できるリアリティが重要ですが、月村さんなりの解釈を上手く表現できていると思います。

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頭の中にあるイメージを具現化するってなかなか難しいんですよね、これが。

いや~これからの新作が楽しみですね!(と、なにげにプレッシャーをかけるのであった

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2013年11月 7日 (木)

模型偽装

このところ話題の高級ホテルや老舗デパートの食材偽装ですが、さしずめ私の仕事ならどんな感じでしょうか?

例えば某博物館から展示用のティラノサウルスの復元模型の制作依頼があったとします。

その模型を

海洋堂の出来の良いソフビ模型に色を塗り変えて納品したとか。
タミヤのプラモデルを改造して納品したとか。
サイドショウの完成品をそのまま納品したとか。
上手な素人さんの作品を横流ししたとか。

そんなことでしょうか?

レストランで、出来合いの調理済みの冷凍食品をチンして出さない限り、食材の仕入れ価格は別にして、料理人の作る手間は同じです。

と考えると

私の模型は石粉粘土の「ファンド」で作ってるって言ってましたが、すいません、実は「フォルモ」で作ってました。

みたいな感じでしょうか?

でも、例えばイラストや油絵でも値段が100万円しても絵具が10万円の絵具を使ってようが、1000円の絵具を使っていようがあんまり関係ないような気もします。

要は、値段は技術・手間・才能・名声etcへの対価ということになります。(黄金の彫刻とかは別にして)

今回は偽装事件は食材云々もありますが「一流ホテルで信頼していたのに裏切られた」感が強いように思います。

と考えると

荒木さんに頼んだのに、違う人(弟子など)が作っていた。(ま、私が一流原型師という意味ではありませんよ)

が一番近い感じでしょうか?

これに近いイメージでは、水木しげるの描く妖怪の多くが江戸時代の浮世絵や錦絵からの模写と知ったときの私のガッカリ感に似ています。

ま、あまり深く考えてもろくな答えが出てきそうにありませんのでこの辺でやめときますが、調理した料理ならまだしも、1500円の「しぼりたて生ジュース」がパックのジュースと知ったときのガッカリ感もなかなかのもんでしょうね

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2013年11月 6日 (水)

「大阪くらしの今昔館」に行く

昨日の日記の続きです。

南港ATCの「モデラーズエキスポ」を見た後、前から行きたかった天六にある「大阪くらしの今昔館」に行きました。

今回も市営地下鉄を乗り降りする前提で、600円で1日乗り放題のエンジョイエコカードを購入しています。

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「大阪くらしの今昔館」は江戸時代から昭和までの大阪の暮らしを紹介した施設で、東京の「江戸東京博物館」を10分の1サイズにしたような博物館と言えば分かりやすいでしょうか。

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メインは江戸時代の町家を再現した、実物大の巨大な屋内展示。

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軒の屋根でネコが喧嘩してます。

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イベントも豊富で、このときは年季の入ったお師匠さんの御座敷舞をやってました。
ん~ 私の人生に全く縁のない世界ですね・・・

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町家は隅々までリアルに再現されていて、これは昔の便所。

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私の子供の頃はまだ汲み取り便所だったので、しょんべん壁を上ってくる蛆虫をよく小便で撃ち落してました。(びろうな話ですみません・・・

和服姿のお客さんが多いと思っていたら、館内で和服をレンタルしていて、縁側に腰掛けて写真を撮ってるカップルなんかもいました。

明治からの展示は模型中心ですが、ミニチュア好きの私には嬉しい展示です。

明治45年の北船場。堺筋にはもう市電が走っていたんですね。

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モデラーズエキスポを見てきたあとなんで、デススターのトレンチに見えてしまう・・・

大正10年に描かれた絵巻をもとに再現した天神祭の風景。

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昭和28年の城東区の古市団地。ゴモラが出てきそう。

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こちらは明治45年のルナパークと初代通天閣です。

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この施設、2001年からあるみたいで知り合いに教えてもらうまで知りませんでしたが、なかなか良かったです。

その後、堺筋線で日本橋オタロードに行きホビーショップを散策、最後はスパワールドで締めくくりの1日でした。

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寝風呂がリニューアルされていて気持ちよかった~

で、こちらは現在の通天閣でした。

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2013年11月 5日 (火)

モデラーズエキスポ2013に行く

一日中部屋にこもりっきりの生活が続いていますので、ストレス発散に昨日は昨年も行ったモデラーズEXPO 2013に行ってきました。

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模型誌などで活躍中の第一線級モデラーたちの作品が間近で見れる貴重なイベントです。
会場でtsukudadosさんと待ち合わせ。(遅れてすんません)
荒木智さんを紹介してもらいます。

荒木さんのブログ「情景師・アラーキーのジオラマでショー

荒木さんの超絶技巧のゴッサムシティのジオラマは、ホビー誌、模型誌で度々取り上げられているのでご存知の方も多いのでは。

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で、一緒に記念写真。(わ~作品まで持っていただいでありがとうございました!)

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電飾デススター2のどろぼうひげさんのコーナーもいつもひとだかりがいっぱいで、挨拶できず・・・
どろぼうひげさんのブログ「どろぼうひげの製作記

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リアルフィギュアで有名な林浩巳さんの展示もありました。最近はデジタル造形もやってはるんですね。

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会場ではジオラマ中心に単品作品も含め、いろんな作家の数々の作品が見れました。
廃品回収のトラック。こんな日常生活感、好きです。

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ヒストリックフィギュアの八重さん。こんな美人だったのか?

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ペガサスのノーチラス号ですね。キット持ってるぞ!(でも作れないぞ)

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SOLさんの食玩を改造した「I HAVE YOU NOW!」ジオラマ?シャドーボックス? かっこいい! サンダーバード基地もこだわりまくりでした。

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私もプラモデルを買ったり作ったりしますが、(前も書きましたが)もうこれは別世界ですね。模型の世界は奥が深いな~。
今回も眼福にあずかりました。

PS:今年はセクシーなメタルフィギュアが少なかったな~

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2013年11月 4日 (月)

月村さんのユウティランヌス完成

先の日記で紹介した月村さんのユウティランヌスが塗装されて完成写真が掲示板に投稿されましたのでこちらでも紹介します。

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塗装が苦手とのことですが、落ち着いた色で羽毛っぽく上手くまとまめてあると思います。(ほんものの羽毛恐竜見たことないけど)

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口の中の色もリアルでいいですね。(ほんものの口の中も見たことないけど)

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私は口の中をどうしても赤っぽく塗ってしまうんですが、この色、真似しよっと

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2013年11月 2日 (土)

サイドショーのディロフォサウルスがキター!

ほぼ1年前に予約していたサイドショウの「ダイナソーリア マケット ディロフォサウルスDinosauria Dilophosaurus Maquette Sideshow Collectibles」が、やっと届きました。(ま、いつものことですが)

箱、わりと小さいですね。

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梱包状態。

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立ってるほう。オスかな? トサカが青くて大きいです。

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ベースにつけます。大きさは約40cm。スケールとしては1/10~1/20でしょうか。

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しゃがんでるほう。メス?

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オスとメスの番(つがい)、二頭、二匹?二羽かな??

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なかなかお得なセットですね。原型はアパトサウルスと同じJorge Blanco氏。

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きっとこの模型を参考にしているな!(ウソ

メスの顔のアップ。目の塗りなど少し雑ですね。

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オス。トサカが一部怪我してます。芸細。

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今回の製品ではベースにエディションナンバーが記されていませんでした。

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そのかわり各模型のアンカー部分に「189」の文字がありました。

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ディロフォサウルスのほっそりしたスタイルや頭骨の形状を上手く表現したモデルですね。今なら多少の羽毛表現が必要かも。

サイドショーの恐竜は新作が発表されていませんね。1年に1個ペースなら買いまっせ!

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2013年11月 1日 (金)

暦の上ではNovember~ ♪

うわ~今年も残すところあと8週間ですか!!

いま流行のブラック企業ですが、長時間労働、休みなし、低賃金という意味では、フリーの原型師なんて立派なブラック業種かもしれませんね。

現在、工房でも自宅でもほぼ一日中仕事していますが、ま、好きなことをやってるせいか肉体的苦痛以外は気にならないんですが、遊びにいけないのがつらいです。
半年前にグランフロント大阪に行ったきりか~

以前は本屋が好きで書店には毎日行ってましたが、最近は工房からの帰りに近所のTSUTAYAに週にいっぺん寄るか寄らないか。
夜寝る前の読書もすっかりしなくなりました。

あれっ?私何を楽しみに生きてるんでしょう?

いま一番作りたいのは、むふふフィギュアを飾る「露天風呂ジオラマ」です!

いまの仕事が終わったら作るぞ~!

ところで、ホビージャパン今月号の3Dモデリングの記事を読んだんですが、「デジタル原型師」に対して私みたいなのを「手原型師」って言うんですね。

昨日、リサイクルショップでけったいな服を買ってきた息子に、「そんな服、いつ着るねん?」と言ったところ、「お父さんの変なフィギュアを買うのより実用的や!」と言われ、返す言葉が見つかりませんでした・・・

すいません・・・今回はタイトルの「♪こよみのうえではノーベンバー♪」を書きたかっただけの日記でした

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