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2014年3月12日 (水)

のぼうのいし

先日8日の読売新聞 編集手帳に

「滑車の綱を引き、男たちが歌いながら杭(くい)を打つ。
米国の動物学者モースは横浜で堤防の工事を目にした。
〈時間の十分の九は歌を唄うたうのに費やされるのであった〉と、明治初年のお雇い外国人は書いている。
息をそろえる。リズムをつくる。つらい労役に、心の弾みをつける。男たちがうたっていたのは田植え歌や茶摘み歌と同じような“仕事唄”であったろう・・・」

と言うのが載っていました。

ヨイトマケじゃありませんが、黒澤映画「七人の侍」のラストにも野武士に勝利した農民たちが歌を唄い、太鼓鳴らして田植えするシーンが出てきますね。初めて見たときは「何てのんきな。こんなのんびり田植えしてたら日が暮れるわ」と思ったものです。
しかし実際にモースは明治時代にこんな仕事唄を聞いているわけですし、うちの嫁さんも祖母から若いときはみんなで歌を唄いながら田植えしたと聞いたそうです。
いまでも観光目的や趣味で行っているところはあるかもしれませんが、実際に村人総出で手で田植えしているところなんか無いでしょう。

今と違い、正月、秋祭、冠婚葬祭以外にはなんのイベントもなく、一生に一回の伊勢参りぐらいしか村から出ることもなく、毎日農作業で一生を終えてしまったわけですから、つらく長い仕事を楽しく行うための昭和初期までかろうじて残っていた風習だったんでしょう。
結婚式も葬式も村で年に一回有るか無いかの大イベントだったからこそ、あれほど大層なものだったんでしょうね。

今は仕事もはるかに楽になり、モノも情報もあふれにあふれ、車や鉄路・空路で遠くまで行け、日々のイベントにも事欠きません。たぶん良い時代になったんでしょう。
便利を追求して地域のつながりを放棄して約60年経ちました。これから日本どうなるんでしょうね?

嫁さんが「田植え歌、こないだ見た映画にもあったで。ほら、ろぼうのいし!」

それは「のぼうの城」や!(チャンチャン!coldsweats01

(このブログは「恐竜模型の世界」の一部です)

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コメント

切羽詰まってるのか、果てまた人目気にしてなのか、最近は鼻歌すら歌ってる人も見かけなく成りましたね。最後に聞いたのは、飛行機の中で客室乗務員の黒人のおっちゃんが楽しそうに給仕していた時でしょうか。

投稿: テディ | 2014年3月16日 (日) 12時13分

まあ鼻歌うたって仕事してたら、最近の日本じゃクレームの餌食になるかもしれませんね coldsweats01

投稿: カズやん | 2014年3月16日 (日) 20時04分

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