ここ数年、年末返上で仕事が入ってましたが、昨年、今年は仕事もなく、のんびりした師走を過ごしています。
とは言うものの旅行するでもなし、外出するでもなしで、工房の掃除に明け暮れてますが、前から恐竜以外で作りたいものがありましたので、良い機会なので作り始めました。
マサイ族の女戦士(もっともマサイ族と言い切るほど、厳密なものではなく、私のイメージのナンチャッテ造形ですが)は、以前から作りたい人形のひとつでした。
30年ほど前に入手した、クリス・アキレオスの有名なこのイラストのインパクトが強く、作るのならこのスタイルでと決めていました。
その後、今年初めに見た神戸のJICAでやはりマサイの彫刻を見て、改めて制作意欲が湧きました。
いつも言うように、これだけ長い期間の制作意欲がありながら、制作を開始すると、興味が2週間程度しか持続しませんので、私の場合はさっさと作る必要があります。
作り方はいつもと同じ。針金を芯に粘土で骨組みを作り、ポーズをつけて、粘土を盛っていきます。
槍は竹串に粘土で穂先を作ります。
盾も同じく粘土製。
形ができたら、アクリル絵具で彩色。
ん~ 黒人で本当に見ると、ほんとに黒いんですが、今回は立体模型で上手く表現できるか勇気が無くチョコレート色っぽく塗ってしまいました。
真っ黒い身体に、目の白目部分がすごく白く見えるのが、魅力のひとつなんですけどね。
さて今回、どうしても作りたかった部分が「ロケットおっぱい」
これは黒人女性の魅力のひとつだと思います。
なんと言っても、私が子供の頃にテレビで放映されていた「驚異の世界」や「野生の王国」みたいな番組で、たびたび登場する「ブッシュマン」「ヤム芋を焼いて」という台詞は久米明のナレーションとともに欠かせないものでした。
そこに出てくる、若い黒人の女性のあらわな乳房は、見たこともないようなロケット型のとんがったオッパイで、子供ながらも一度見たら忘れられない魅力がありました。
さて、マサイ族とブッシュマンとの関係はさておき、着色後は衣服、装飾品を付けていきます。
このへんで、私のスケベ心といいかげんな部分が出て、極力、布部分の面積を少なく、作る装飾も少なくします。
装飾品のほとんどは、100円ショップの小物を使用。
足輪や腕輪も、ホームセンターで買ってきた、真鍮線を巻いて作りました。
で、予定(?)通り、10日ほどで、完成(?)させました。
なんとか見れる感じにはなったんじゃないでしょうか?
反省点としては、肌の色と、もっと手足が長くても良かったかな?ってところです。
(表面処理粗い!顔が不細工!そもそも造形が下手!と言うのは棚に置いておきます)
白黒にすると意外とかっこいい!?
(このブログは「恐竜模型の世界」の一部です)
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