老兵は死なず、ただ消え去るのみ
夏休みで模型教室が続いていましたが一段落つきました。
今夏最後の教室が9月1日にありますが、それまでは中断していた原型制作などの作業、盆休みの帰省、通院などももろもろやることがあります。
が、思えばずいぶん仕事も減り、ゆったり過ごしています。
一番忙しかったのは2008年~2013年ぐらいの5年間でしょうか。
(1999年~2000年の病院に勤めながら恐竜博物館の展示物を作った激動の1.5年間を除く)
病院勤めのサラリーマンを辞め、独立後数年たったこの頃で、展示用模型をはじめ、本の執筆、食玩フィギュアや玩具会社のフィギュアの原型制作、夏休みのイベントで恐竜模型の貸出しや教室なども同時に数か所あり、模型の振り分けに苦労したこともありました。
自宅から独立させた仕事場に展示ルームを作ったり、泊りがけで作業していたのもこの時期でした。
私にすれば人生のピークだったんでしょう。
あとはどんどん仕事も減ってフェードアウトしていくんでしょう。
よっぽど才能ある人以外は、人生曲線なんて、ま、こんなもんでしょう。
古生物造形も、若い作家がたくさん出てきてます。
作り手から若手作家の作品を楽しむ側になる時期かもしれませんね。
私ももう58才ですので、サラリーマンならもう2年で定年。
色んな意味で先が見えてきました。
あと2年続けられたらラッキーと思い、やっていきましょう。
老兵は死なず、ただ消え去るのみ
(このブログは「恐竜模型の世界」の一部です)
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