仕事の未来
私が思っていた老後は年金で悠々自適なものでしたが、現在の日本や世界情勢を考えると、どうもそういうわけにはいかないかも。
前も書いたかもしれませんが、工作は子供のころから好きなので今の仕事につながったわけですが、時代が良かったのかもしれません。
自分が満足できる模型、恐竜にしろ、スターウォーズにしろ、それが制作意欲が一番旺盛だった10代~20代に無かったことが幸運だったのかもしれません。だから無いものものは自分で作ろうと思ったし、それが結果として現在の仕事にもつながったと思います。
さて、今はどうでしょう?
もう恐竜に関しては、私的には海外の完成品で十分満足の域に達しています。
最近は興味の度合いが他の方に移っているので、わざわざ買ってませんが、非常に精巧な完成品がアマゾン経由でも、イーベイ経由でも購入できるようになりました。
そういう意味では、私が趣味で恐竜模型を作る意欲はほとんどありません。
ですから今は仕事で依頼のある恐竜の模型作りしかしてません。
私が恐竜模型を始めたころは、文字通り暗中模索で、少ない資料を試行錯誤で作っていました。またそれが楽しく面白く快感でした。
しかし今では、世界中の情報や論文、画像が入手でき、若いクリエイターもたくさん出てきて恐竜の模型を作る時代になりました。
それに比べて私は全くアップデートできていません。
まあ時期的には世代交代の時でしょう。
私は幸運なことに、若いころから自分から営業をかけることなく今に至りました。
ですから、今後も私のことを必要として依頼していただく仕事にはできる限りお応えしようと思います。
しかし徐々にその依頼も無くなり、若いクリエイターがどんどん素晴らしい恐竜模型を作り、私自身はフェイドアウトするでしょう。
たとえ仕事が無くなっても、作ることは好きなので、プラモデルを作ったり、女体を作ったり、ときには恐竜も作るかもしれませんが、締め切りに追われることなく、自由に作ることがこれからの楽しみです。
それが今年からなのか、1年後?2年後?5年後なのか?
しかし、このところ世界情勢を見ていると、そんな小さい希望の近未来すら来るのかも疑問です?
(このブログは「恐竜模型の世界」の一部です)
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