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2021年12月26日 (日)

テレビに出た「探検!恐竜ミュージアムの舞台裏〜福井県立恐竜博物館〜」

恐竜の模型を作り始めて40年近く。
最初は模型雑誌のライター・連載のころから雑誌に掲載されることはありましたが、カブトガニ博物館の展示模型制作など、模型誌以外の仕事をやるようになってから、テレビで取り上げてもらうことも増えました。
もっともその頃は、恐竜の模型を作っているプラス病院で働いている鍼灸師・リハビリ技師という、二足のワラジ的な珍しいことをしている青年みたいな取り上げられかたも多かったように思います。
独立してからここ10年ぐらいは新聞でもテレビでもめっきり取り上げられることはなくなったし、私自身もテレビの取材って苦手で結構しんどいので、断ることも多くなっていました。

さて今回、NHK BSプレミアムで「探検!恐竜ミュージアムの舞台裏〜福井県立恐竜博物館〜」という番組のオファーが恐竜博物館のS先生経由であり、しっかりした取材をしたうえでの内容のようだし、なによりもお世話になっている恐竜博物館のためならと受けることにしました。
私ももう60歳。若いクリエーターがどんどん出てきてますので、もう取材を受けることなんてこれが最後でしょうから、そのつもりで出来る限り協力しようと思いました。

工房の取材と共に、恐竜模型をまるまるひとつ、一から作っていくところを定点カメラで撮ってほしいとのことで、一週間かけてティラノサウルスを作りました。(いままでもちろんそんなことはしたことありません)

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さて、今日(12月26日)放送日。嫁さんと一緒に見ました。

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90分番組で7分弱流れ、けっこう映していただきました。定点撮影の制作過程はほとんどカット(笑)されてましたが、私が子供のころからの夢だった、博物館の恐竜骨格の下に展示される復元模型を作る夢が叶ったという思いは、十分に伝えていただけ満足です。

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番組は、研究員だけではなく、発掘現場の重機を扱うオペレーターや化石をクリーニングする女性など、他の恐竜特集ではまず焦点の当たらない人の紹介もあり、私も見ていて面白かったです。

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先にも書きましたが、これからは若いクリエーターの時代ですし、私も自分の立ち位置を考え、いろんなことの身仕舞を考えていこうと思っています。

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その意味でも今回のテレビは最後の最高の花道を飾らせていただいた気持ちです。

(このブログは「恐竜模型の世界」の一部です)

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2021年12月24日 (金)

友人の死

高校の同級生が亡くなった。享年60歳。
社会人になってからは年に一回会うか会わないかの仲だったが、高校時代は、アニメや特撮にも詳しくて、知らないことを色々教えてもらった。
男女関係なく人気のある男で、お通夜もびっくりするぐらいの数の弔問客が訪れていた。
一番元気な男だったのに、60歳でこの世を去るなんて人生分からないものだ。
本人が一番無念だろう。式場にあった彼のゴジラのイラスト。

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私も望めるならあと20年ぐらいは元気でいたいものだ。
身体も動くうちとなると、あと10~15年ぐらいだろうから、悔いの無いように生きていこう。

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2021年12月21日 (火)

みうらじゅん マイ遺品展と2年ぶりの終い弘法に行く

コロナも少し収まってきてるような、新たなオミクロン株が流行する前なのか不穏な感じですが、世の中はすっかり元の戻りつつあるようです。
今日は株主特典でアサヒビール大山崎山荘美術館で開催中の「みうらじゅん マイ遺品展」に行ってきました。

大山崎山荘美術館は初めての訪問です。駐車場が無いとのことで、下の有料の駐車場に停めても良かったんですが、美術館の先に宝積寺という有名なお寺さんがあり駐車場もあるようなので、そこも見学することにして車で登って行きますが、これが車も行き違いできない狭くえらい坂道でした。

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宝積寺には豊臣秀吉が明智光秀を討ち取ったあと一夜で建てたという「一夜之塔」という三重塔がありました。

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宝積寺の見学ののち、てくてく歩いて急な坂道を降りて美術館に行きますが、今度は上り坂。やっと美術館に到達してビックリ!隣にさっきの三重塔があるじゃないですか!帰りは横道で駐車場に行けばいいや。(と思ってました)

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さて、美術館はもと昭和初期の実業家の別荘で、山の上に建つ大きな洋館で、なんとも風情があります。

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ま~それには似つかわしくない、みうらじゅん氏のコレクションです。

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しかしみうら氏のコレクションは大好きで、彼は無価値なもの、ゴミみたいなものに価値を与えることのできる天才だと思います。

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きっと将来、ヌードトランプやヌード栓抜き、ヌードボールペンがお宝になる日がやって来るでしょう。

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さて、見終わって隣の宝積寺に行く道を探すのですが、これが無い!目と鼻の先に車があるのに!
若いころの私なら、境界の柵をよじ登って行ったでしょうが、そんなことをして人に見られても、ケガしてもアホらしいので、がんばって急な坂道を降りてまた登っていきました。あ~しんどかった。

つぎは、2年ぶりの東寺の弘法市に行きました。ここ2年、コロナで中止になったりして、行くにも行けませんでしたが、今年最後の終い弘法に行くことができました。

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なかなかの人出で、お店もたくさん出ていました。このままこの平和が続くと良いのですが。
結局欲しいものが見つからず手ぶらで退散。

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せっかくなので東寺の南のほうにあった、怪しいレトロショップも覗いてみようと行きましたが、どうも無くなったみたいでした・・・

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在りし日のブログ 

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2021年12月18日 (土)

「コレクター福富太郎の眼」展と堺アルフォンス・ミュシャ館に行く

過日12月15日、すこし時間ができたので、前から行きたかったハルカス美術館で開催中の「コレクター福富太郎の眼」展を見に行きました。

福富太郎氏と言えば、私の記憶では中高校年のころに夜中にこっそり見ていた番組「11PM」で、持ってる裸の絵ばかり自増しているスケベなオッサンというものでした。

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後年、氏がキャバレー王で実業家で美術品の収集家ということを理解してからも印象はたいして変わりませんでしたが、ここ最近私の方の趣味嗜好が昔の博多人形や土人形の収集などに変わってくると共に、氏の収集品がすごく魅力的なものばかりに見えてきました。

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「コレクター福富太郎の眼」というタイトルは言い得て妙で、私が漠然と抱いていた氏の「スケベ」さは、ある意味当たっていて、それは悪い意味ではなく、氏の仕事柄夜の街で働く女性の真の姿を知る、ただ単に見た目が綺麗とか美しいとか表層的なものではなく、描かれた女性の業や悲劇が醸し出す妖艶で危うい美しさに魅力を感じていたんだろうなということが、少し分かるような理解できるようになりました。

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それは私が好んで集めている、明治~大正期の博多人形と雰囲気が似ていて、それはたぶん、今のフィギュア作家が今の人気イラストレーターの絵を立体化するように、当時の人気の日本画などをモチーフにして作品にしていたんでしょう。

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さて、電車で天王寺まで来たので、これまた前から行こうと思っていた、堺市駅前にある「堺 アルフォンス・ミュシャ館」にも行ってみました。

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こう言ってはなんですが、なんで堺にミュシャ?ですよね(笑)

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ほぼ館内は撮影禁止でしたが、下絵のスケッチやけっこう貴重な作品がいっぱいあり驚きました。しかも入館料は安いし空いてる!

ところで、堺市駅って思ってたより未開発ですね。私がよく行ってたのは堺東の方で、たしか有名なプラモデル屋があったのでよく行ってましたが、でかいビルやデパートがあった印象に比べ、こちらはやっと再開発しましたって感じでした。
ま、どうでもいいですが。

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2021年12月11日 (土)

令和の工房改装計画その4 一階を片付けるぞ!

間が空いてしまいましたが、いよいよ工房一階の模様替えに取り掛かります。
おっと、その前に二階に上がる外階段も塗り替えてから、10年経ちましたので11月15日に塗り替え工事をしました。

Before 錆だらけ

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after

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さて、一階は主に接客とコレクション展示に使用していましたが、最近は来客も少なくなり、2階・3階の整理、行く行くはコレクションの整理も考え、展示スペースを少なくして、倉庫スペースを広くすることにしました。

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なるべく新しく購入する棚などは少なくして、現在あるものをうまく利用できるように考えます。

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また、1階の奥にあった三段ボックス書棚は、いままで本を探しにくかったことを考慮して、玄関近くに持ってくるようにしました。

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西壁面にあるガラスショーケースは移動させる体力はありませんので、スチールラックやデトルフ、ショーケース、大きな木製デスクを一人で黙々と移動させます。もう60歳だと、これがしんどい。息子を呼んで手伝ってもらおうかとも考えましたが、なんとか一人でやりした。(その際無理して壊したフィギュア、模型多数!)

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場所を取るガラステーブルは処分。
とりあえず、家具や棚を予定の位置の移動しましたが、片付け自体は全然終わっていません。

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しかし仕事もあるので、一旦この状態で休止。

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ただ、最近各地で地震が多発しているので、本棚やスチールラック等の地震対策を最小限度ですがやっておきました。

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そして、12月8日に外階段下に物置を設置。いままで一階玄関脇に置いていた灯油缶や掃除道具はこっちに入れて整理します。

Before

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after

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また仕事が一段落したら片付けを再開します。

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2021年12月 1日 (水)

フクイラプトルの前肢

もうご覧になられた方もいらっしゃると思いますが、2000年に開館した福井県立恐竜博物館のメイン展示のフクイラプトルの骨格標本の2021年のリニューアルに伴い、復元模型も前肢の改修を行いました。

リニューアル前の骨格標本

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リニューアル後の骨格標本

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当初の復元では、いわゆる「うらめしや~」の、手首が回内した形でした。

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最近の復元では鳥の前肢様に、手首が回外したもの変わってきているので、骨格標本はいち早くリニューアルされ、追って復元模型も改修を行いました。

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このフクイラプトル模型は、フクイサウルスと共に2002年に制作した模型です。

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その模型を20年後に、またこの手で改修できるのは本当に作者冥利につき感無量です。ありがとうございます。

(このブログは「恐竜模型の世界」の一部です)

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