備忘録 工房内同居
「家庭内別居」って言葉はありますが、「職場内同居」って言葉はありませんよね。
「家庭内別居」はまあ、昔は酒屋や八百屋みたいに自宅が仕事場だったのが当たり前の時代から、多くがサラリーマンやサラリーウーマンになって、自宅から職場に通う形が当たり前になって、それが定年や離職をきっかけに同じ家に夫婦が長時間いることから、いさかいが多くなり、話もしなくなってまるで別居状態になってるような意味合いだと思います。
私も病院を辞めて、少しの間は自宅で仕事をしていましたが、なんだかだらだらルーズな時間の過ごし方になるので、別の場所を工房にして、出勤・帰宅みたいなメリハリをつけるようになりました。(まあ、荷物も多くて自宅だけでは手狭になったのもありますが)
2006年からほぼ18年間そんな生活が続きましたが、(前にもちょっと書きましたが)ある家庭の事情で今年の7月から現在までずっと嫁さんと工房で同居しています。
結婚して以来、こんなに四六時中一緒にいるのは初めてではないでしょうか?
先にも書いたように、定年後ずっと家にいる旦那に嫌気がさして云々みたいな話はサラリーマン川柳なんかでもよく題材になってますが、期せずして自営業の私にもそんな事態になってしまいました。それも仕事場の工房で!(笑)
これぞ「工房内同居」!
同居してから、それまで自由気ままに置いていた食器やモノの場所が変わってるとか、嫁さんが使いやすいように色々変えていきますが、まあ、いまのところは上手く?やっています。
基本的には嫁が変えたことには文句は言わない。たぶん嫁さんのしていることが方が正しい。と思うようにしています。
一緒にテレビを見ては、あれはああだのこうだの、あの俳優はだれだれに似てる!似てない!などどうでもいい話で盛り上がったり、ケンカしたり…
さて今日は、その嫁が学生時代の友人との泊りの同窓旅行で留守にしています。
普段は私が仕事やワークショップで留守にすることが多いですが、私が子供もいない家で一人留守番というのは結婚してから2回目くらいかも?
え?寂しいのかって?
今はそんなことは無いのですが、お互い還暦過ぎた身としては、いつかはどちらかが先に居なくなるんだろうな…その時はこの静寂が日常になるんだろうな…と…
(このブログは「恐竜模型の世界」の一部です)
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