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2024年12月29日 (日)

2024年は変な1年でした。

今年も残すところあと3日になりました。
正月早々能登で大地震があったり、夏は連日の体温越えの猛暑で11月中旬まで気温が20度で秋をすっとばして急に冬になったり、石破が新総理なったり、トランプが再選したり変な1年でした。
私の1年は、昨年の福井への北陸新幹線延長による駅前開発にかかわる模型の作成特需は終わり、落ち着いた(仕事の無い)1年でした。
コロナもなんとなく収まった感じで、春先に福島、千葉でイベントがありましたが、その後は無く、模型制作もF社の原型を制作したくらいで、あとは毎年のワークショップぐらいでした。
つまりかなり仕事は激減した1年でした。
しかしその割にはなぜかマスコミ取り上げられることが多くて、地域の広報や新聞、テレビ(となりの人間国宝さん)などいろいろ出ることが多かった1年でした。
ま、強がりで言うわけではありませんが、2年後の65歳になって年金がもらえるようになったら仕事を廃業する予定なので、仕事が徐々に無くなっていく(無くしていく)のは想定内です。(気が弱いので来た仕事を断るよりも無くなるほうが楽)
依頼仕事が無くなったぶん、ヒマになった時間で好きな造形物を作ってましたが、10月ぐらいから前から作りたかった始祖鳥の額装モデルを作り始め、ハンズ名古屋店で販売を始めました。これが月一でも出ればありがたいですが。
さて、仕事以外だと家庭内の事情で春先から夏にかけて嫁さんが一時的に工房に避難してきましたが、結局夏ぐらいから現在まで工房で生活している状態です。(嫁はたまに自宅に帰って用事を済ましていますが)
変な生活が続いているので、自治会の集まりなどの地域活動に参加できていないので、近所では変な目で見られているでしょうね。

模型の仕事が減ったら前からやろうと思っているのは、始祖鳥のようにオリジナルモデルを作って通販したいこと、いままで集めたコレクションを処分すること、春画人形を解説した本を自費出版したいことなどがあります。
それと同時に恐竜模型の活用(売却、寄付、仕事引継ぎ等々)も行わないといけないと思っています。
ま~頭と身体がしっかりしているのはあと10年ぐらいでしょうから、早く始めないといけませんね。
でも最近の有名人の急死を見ているとウカウカできません(笑)

(このブログは「恐竜模型の世界」の一部です)

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2024年12月23日 (月)

荒木恐竜工房オリジナルモデル第3弾 「始祖鳥」額装を販売します。

荒木恐竜工房オリジナルモデル第二弾の「羽毛ディノニクス完成品」を販売開始してから4年経ちましたが、今回第三弾「始祖鳥」額装を販売開始しました。

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有名なベルリン標本の始祖鳥化石を立体化して額装しています。

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約1/2スケール 額の大きさ 約225×275×45㎜(証明書付)

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ゾルンフォーフェンの頁岩産状をイメージしたベースに頭部も翼も肢も立体的に表現しました。

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始祖鳥の色も恐竜同様分かっていません。先達が表現した彩色や和風な彩色など、色んな可能性の始祖鳥を作ってみようと思っています。
もちろん、全て私がひとつひとつ彩色しています。始祖鳥の色も背景の形状もすべて違う、世界にひとつだけの作品です。

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作品写真にエンボススタンプが施した証明書付き。

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2024年12月23日よりハンズ名古屋 10階 地球研究室で販売開始です。(木製ケースの色は変わる場合があります)

チラシより

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私が子供の頃から、始祖鳥は爬虫類の鳥への進化過程のまさにミッシングリング的な存在で教科書にも紹介されていた古生物です。
現在では初期の恐竜類から進化した原鳥類のひとつだと考えられています。
私も子供頃から大好きな始祖鳥ですが、これまで何度か立体化しています。

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始祖鳥と言えばズデネック・ブリアンの復元画が有名ですが、もちろんチャールズ・ナイトの絵も有名です。

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私が最初に始祖鳥を作ったのは、模型雑誌「ホビージャパン」1984年4月号の恐竜特集のときに、オルニトレステスに捕獲される始祖鳥です。

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これは明らかにナイトの絵に触発されて作ったものですが、メインではなかったので、粘土と紙と針金で作ったオマケ程度の作品でした。

その後、絵本で見た翼を閉じた始祖鳥をモチーフに月刊モデルグラフィックス誌の連載の作例に1998年に作りました。

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初めて本格的に作ったのは、1999年の佐賀県立宇宙科学館の展示モデルで真鍋真先生の監修で作りました。

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その後、2017年に(株)フェバリットのソフトモデルで始祖鳥を作る機会があり、いつか始祖鳥のオリジナルモデルを作ってみたいと思っていました。

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さてこれまで作ってきたモデルはフェバリットのモデルのような、始祖鳥の復元模型的なアプローチがメインでしたが、有名な始祖鳥化石のベルリン標本に肉付けして、額装するのはどうか?と常々思っていました。

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しかし、どうしてもレリーフ的なのっぺりした作品になりそうで自分的はイマイチなイメージでした。
そのとき目にしたのが海洋堂の松村しのぶ氏の始祖鳥でした。

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「ああ!この表現方法があった!」と。さすが天才!
さっそく宮脇センムさんと松村しのぶさんに連絡を取り、造形の快諾をいただきました。
今回の作品は私なりの解釈、オリジナルの造形ですが、ヒントを与えていただきありがとうございます!
オリジナルモデル第一弾の「額装シーランス」もそうですが、壁面に飾れる作品が私は個人的に好きなので、今回の作品はとても気に入ってます。
恐竜もそうですが、始祖鳥もどんな色だったのか永遠の謎です。文字通り色んな色で始祖鳥を塗って、皆さんにお届けする予定ですので、よろしくお願いします。

(このブログは「恐竜模型の世界」の一部です)

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2024年12月21日 (土)

2024年年末備忘録 同窓会 終い弘法に行く

今年も残すところ10日になりましたね。
あ~早い!1年経つのが早い!こないだ正月やと思ってたらももう年末!
さて相変わらず夫婦で工房暮らしをしていますが、備忘録として、最近一ヶ月の記録を。

11月23日は地元の同窓会が夕方からあったので、久しぶりに午前中から電車で大阪 日本橋に。
まずは前から見たかった日本橋 高島屋資料館にある、山本高樹さんのミニチュア模型を見学。

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ここは学生の頃、カセットテープのセットを安く買いにきていた時、彫刻なんかが置いてあって目の保養によく入って見ていました。

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その後、何年かぶりの日本橋のホビー店を見て回り、新世界の新世界市場、T新地をひやかしに見て回ってると、もう寝屋川の同窓会会場に間に合わない時間になってしまい、あわてて早歩きをして天王寺から電車に乗ってぎりぎり同窓会に間に合いました。

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次の日から歩き過ぎのせいか、かかと部分が痛くて痛くて!!

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11月26日は城南宮に紅葉を見に行きましたがまだでした。

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12月12日はまた地元で同級生4人と飲み会。帰りは駅から工房まで30分歩いたらまた足が痛くなりました。

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さて今日21日はひとりで京都 東寺の終い弘法に行きました。

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先月の同窓会で日本橋、天王寺を長時間歩いてから、ず~と踵が痛いままで、骨折してるんちゃうかな~?と思いながらも今日も1日中歩きまわりました。

一時コロナ禍のときは中止になったり人出も減りましたが、今日は門から入るのも大変なくらい大勢の人出でした。
境内に入ってからも前に歩いて行くのが難儀なくらいでした。

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小腹がすいたので500円の焼きタケノコを立ち食い。
嫁さんから干し柿と餅を買ってきてくれと頼まれましたが、餅は無くて干し柿とクワイとよもぎ餅を買って帰りましたました。

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まあ私は骨董を見て回りましたが、これといったものも無く、今日は手ぶらで東寺をあとにしました。

昼飯は最近流行ってる松屋のいくら丼。

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そのあと大起水産に寄って、正月のカニを買って帰りました。

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現在、ハンズ名古屋さんで販売予定の新作を制作中。年末はそれを頑張ろう!


(このブログは「恐竜模型の世界」の一部です)

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