2008年12月25日 (木)

こむこむの恐竜を作る!その25 最終回

無事こむこむの恐竜展も開催され、ディノニクスの公開も出来ましたので、制作記も今回の塗装をもって、本当の最終回です。
今回のディノニクスは施設の常設展示になる予定ですので、体色やスタイルにもスタッフの御意見を伺ってきました。
(頭の飾り羽根も前回の完成時より、アドバイスで大きく派手に修正しています)
Iro さて体色も数枚の彩色を提示し、今回のグリーン系に決まりました。
F6 使用する絵具はいつものようにアクリル絵具 の筆塗りで行っていきます。
F4 基本的には薄い色から濃い色の順に塗っていきます。
F3 今回は腹側から塗っていき、背中側、模様を塗っていきます。
F5 全部の色を塗ってから、エナメル系のフラットブラックを薄く溶いて全体に塗り、トーンを落とします(ディテールの凹部分に黒が入り、ディテールがよく際立つ)。
F2 さて、これでディノニクスの完成いたしました。
F1 このディノニクスは現在、福島駅前こむこむの「こむこむ 恐竜模型からみえる世界展」に、私のほかの恐竜模型と共に展示中です!来年1月31日まで!皆さんよろしく!

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2008年12月20日 (土)

こむこむ 恐竜展 開幕!

本日「こむこむ 恐竜模型からみえる世界展」が開幕しました。
20a 私も午前10時より会場入りし、さっそく展示風景を見に行きました。
20c こむこむさんのために制作したディノニクスは、入口すぐに展示されています。皆さん、是非じっくり御覧ください(お~!色が着いてる!)。
20d 私がこれまで制作した恐竜模型が、ほとんど展示されています。初期の作品から最新作の変遷が見て取れると思います。
20f また、実物大に拡大した画像や、パズル、クイズなど模型だけでは感じ取れない恐竜の楽しさを感じてもらえる催しになっています。(わざとらしく驚く、どっかのオッサンcoldsweats01 こんな写真も撮れるぞ!)
20p_2 そして、午後からは私の模型教室も開催いたました。3時間と言う長丁場にかかわらず、皆さん、しっかり模型を作ってくれました。
御参加いただいた皆様、ありがとうございました。
今回のイベントは、私のみならずイベントの担当者諸氏の恐竜好きが、最大限に発揮されている稀有な催しです!
お近くにお越しにの折は、是非お立ち寄り下さい。(入場無料ですhappy01

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2008年12月19日 (金)

こむこむの恐竜を作る!その24 完成ですか?

さて、今度は身体全体に羽毛表現をしていきます。
137a 首からの流れで、肩から背中、そして尻尾の上部に大きな羽根を残し、脇腹からお腹にかけては毛足の長い羽毛をイメージして作っていきます。
138a だいたいのアタリをつけて、
139a 細かいディテールをつけていきます。

ついに形は完成しました!
143a 塗装は?
もちろん終了しています。
完成した模型は是非!福島市「こむこむ」で御覧ください!
(会場の様子、完成模型は、後日レポートでお伝えいたします)
142a 明日は福島市入りして、「こむこむ」で、恐竜模型教室を実施いたします。

こむこむ 恐竜模型からみえる世界展」はいよいよ明日開幕です!
みんな来てね~happy01

PS:塗装の様子は後日あらためて掲載いたします。(さ~どんな色になったんでしょうかhappy02

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2008年12月18日 (木)

こむこむの恐竜を作る!その23 飾り羽根をつくる

いよいよ大詰め!
132a 体表の羽毛を作っていきます。
まずは頭部。
羽毛の表現には先に紹介した「ラドール プレミックス 」を使用します。
134a 大まかな形に粘土を盛り、
135a 頭のうしろの飾り羽根や、首の羽毛の形を作り、
136a_2 細かいディテールをつけていきます。

続く

こむこむ 恐竜模型からみえる世界展」まであと2日(いわゆる明後日だ!happy02

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2008年12月17日 (水)

こむこむの恐竜を作る!その22 大地をけって!

地面もできました。
127a_2 獲物に飛び掛る際の全体重がかかっている左足を作ります。
130a これは先の日記にも書きましたが、ダチョウやエミューなどの走禽類の後足を参考にして作ります。
特に、地面を踏みしめている、ペタッした足ですね。
131a 「恐怖の爪」の第二指は地面につかないように高く上げている状態を考え作ります。爪は樹脂粘土「グレイス」で作ります。

続く

こむこむ 恐竜模型からみえる世界展」まであと3日(いよいよカウントダウンだ!)

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2008年12月16日 (火)

こむこむの恐竜を作る!その21 左脚とベース

先のコメントで書きましたが、本日(15日)、模型たちが、福島に旅立って行きました。
Konpou2 ごっつい2tのエアサス車で、ほとんど振動無しで運べるそうです。
 
Konpou3いってらっしゃ~い。 頑張ってこいよ~happy01 

さて、制作記の続きと行きましょう。
次は左脚とベースを作っていきます。
121a 左脚には大きく筋肉になる粘土をもりつけます。(恥骨部分のビデオテープの塔は支えです)
122a ウロコなどのディテールをつけていきます。膝などの関節部分には大きく深いシワを入れます。
気持ち的には、このまま爪や足の制作に移りたいところですが、左足は地面を踏みしめているところですので、まず地面を制作します。
124a 地面はゴツゴツしたイメージで作っていきます。
使う粘土は本体と同じファンド 。このファンド、いいところはいっぱいあるのですが、唯一の欠点は喰い付きが悪いこと。(それも有効な時があるのですが)
ですから木製ベースに固着するのに接着剤も併用します。
結構面積があって、大変だ!
125a

続く

こむこむ 恐竜模型からみえる世界展」まであと4日(まもなくカウントダウンだ!happy02

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2008年12月15日 (月)

こむこむの恐竜を作る!その20 前肢をつける

今回はいよいよ前足、腕を胴体につけます。
1・2・3・ダ~ッ!と獲物に襲い掛かっている感じを出します。
ドロマエオサウルス類など、鳥に近い種類の恐竜の肩の関節は、脇を開くことができる、つまり、鳥のように羽ばたくような動作ができるのが大きな特徴ですから、この模型でもその特徴をだすようにします。
114a 左前脚をつけます。
115a 次に右前足をつけました。接着した部分が完全に乾燥するまで、一時的に瞬間接着剤や針金を使って、動かないように固定します。
119a 「お前を喰ってやる~smile
胸や腹などは長い毛の表現でディテールをつけます。

続く

こむこむ 恐竜模型からみえる世界展」まであと5日

Konpou さて今日の午後、模型の搬出予定です。ディノニクスの梱包も、なんとか終了です。(えっ?と思われた方は、そういうことですsmile ギレン風) 

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2008年12月14日 (日)

こむこむの恐竜を作る!その19 固定する

さていよいよ、本体をベースに固定します。
110a_2 かなり軽量化したつもりですが、頭部や腕など、重量はやはり前半分に集中するようです。
ですから、前屈をふせぐため、当初予定していたより、強度がある厚めのアングルを補強に使用します。(角度保持にカメラの三脚を使ってます)
111a 角度の設定には、まだ腕がついてない状態なので、やや頭が上がった状態で固定します。
112a ボルトに密着させるにはナットが邪魔なので、その分高くかました板にアングルをネジで固定します。
念のため針金でグルグル巻きにし、
113a やはり念のため、金属パテで補強します。
これで粘土が完全硬化すれば万全でしょうgood
116a

続く

こむこむ 恐竜模型からみえる世界展」まであと6日(ありゃ!一週間を切ってしまったぞwobbly!)

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2008年12月13日 (土)

こむこむの恐竜を作る!その18 のどをつくる

次は胴体に首をつけて、のどを作ります。
実は私、恐竜作りのなかでも、この喉作りが一番好きだったりします。
今回は大きさや制作の手順上、この段階で作りますが、もっと小さい模型の場合、最後の最後に作ることが多いです。(美味しいものは最後まで取っておくタイプ confident )
本物の恐竜はどんなだったか分かりませんが、大型爬虫類の喉袋のあのプニョプニョ、タプタプした感じが好きです。
104a_2 まず大きく粘土をつけて
105a ウロコやシワをつけていきます。
106a これで全身のパーツがそろいました
107a

続く

こむこむ 恐竜模型からみえる世界展」まであと7日(お~!あと一週間後だ happy02

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2008年12月12日 (金)

こむこむの恐竜を作る!その17 右足をつける

←今夜は満月に近いのか富士山が夜でもきれいに見えていますね。
このごろ昼間も富士山がきれいに見えて嬉しいです。
97aさて、敵に襲いかかるために、蹴り上げた右うしろ足ができました。
今度は身体とその後脚を付けます。

98a その前に、つなげてからでは造形できないところを作り、
99a 塗装できない(筆がとどかない)ところを先に塗っておきます。
100a 補強の鋼線を後足に挿入し、実寸図と合わせて身体をつなげて、白熱灯で強制乾燥。
101a

続く

こむこむ 恐竜模型からみえる世界展」まであと8日

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2008年12月11日 (木)

こむこむの恐竜を作る!その16 「恐ろしい爪」ををつくる

アマゾンから「ROOKIES 」を全巻取り寄せ、徹夜で読んでしまいました。(←そんなことしている場合か!coldsweats01

今回はディノニクスの名前の由来にもなっている「恐ろしい爪」を持ったうしろ足をつくります。
90a 画像では省略していますが、右後脚の芯も発泡スチロールで作り、軽量化。その芯に粘土をつけて形を作っていきます。指の部分には針金を芯に入れて作ります。
91a 脛骨、腓骨の形、特にくるぶしあたりの形状と、下腿の筋肉(腓腹筋など)の形を考えながら作ります。
92a 「恐ろしい爪」は、化石の写真や骨格図を参考にして、樹脂粘土「グレイス」で作ります。
93a 他の指の爪も同様に作り、
94a 指のディテールも作っていきます。
95a 後足の造形の参考には、ダチョウやエミューなどの走禽類の足を参考にしています。
96a

続く

こむこむ 恐竜模型からみえる世界展」まであと9日(わ~ ヒトケタ切った~impact

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2008年12月10日 (水)

こむこむの恐竜を作る!その15 前肢をつくる

今日と言っても、正確には昨日、先日の続きで、姫路まで打合せに行ってきました。
いつもなら県をまたいだら、どっか旅館で一泊するのが私のポリシーですが、さすがにそんなノンビリしているわけにはいきませんので、とんぼ返りしてきました。
でも、さすが高速道路ですね。往復4時間ぐらいしかかかりませんでした。
結婚する前、嫁はんと姫路セントラルパークとか行ったときは、中国道から播但道に乗り換えたり、チンタラ行った覚えがありますが、今なら山陽道で、あっという間ですね。
ASO総理も、さっさと高速道路1000円にしてくれればいいのにね。(平日は関係ない?)

それでは今回は前肢、つまり腕を作っていきます。
82a 指先にあるカギ爪は歯のところでも紹介した樹脂粘土「グレイス」を使って作ります。
84a これは、角質特有の半透明感を出すためと、衝撃を緩和して折れにくくするためです。
指の造形には鷲や鷹などの猛禽類の足を参考にしています。
大きなウロコは、薄くのばした粘土を一枚一枚ハサミで切って、重ねながら貼り付けていきます。
86a 上腕から前腕にかけての羽毛表現は、先の制作記で紹介した「ラドール プレミックス 」を使って作っていきます。
作れる範囲に粘土を盛り付け、
だいたいのアタリを取っていきます。
87a それぞれの羽毛の形をはっきり作り、
88a 羽根の細かいディテールをヘラで作っていきます。ヘラはメスのような形のものを使って、切るように作っています。
羽根自体はごく薄いものですが、今回は強度も考え、根元の方に向かってやや厚く作っています。
89a

続く

こむこむ 恐竜模型からみえる世界展」まであと10日

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2008年12月 8日 (月)

こむこむの恐竜を作る!その14 羽根を作る粘土

今回制作してるディノニクスは羽毛を持った恐竜だったと考えられています。ミクロラプトルのように化石の証拠として羽毛が発見されているわけではありませんが、近縁のドロマエオサウルス類の研究から類推されています。
科学的な裏づけの無い設定ですが、今回のディノニクスは、飛行動物への進化の途中の形態ではなく、一旦、飛行用の(あるいは体温保温用の)羽根や羽毛を有した小型の種から、地上棲の大型種に進化したと考えて作ることにしました。
ですから前肢の羽根は退化して小さくなり、身体部分の羽根を一部残し、ダチョウのような長い羽毛とし、大型のため脚部や顔面部は皮膚を出しているという設定にしました。
さて、その羽根を粘土で作るわけですが、頭部で使用した粘土のファンド は、生物的な表皮やシワなどを作るのには適していますが、羽根の表現には向いていないように思えます。
ファンド はヘラでスジをつけると、沈みこむようなイメージ(これがシワ表現に向いている)ですが、羽根には、切れるようなイメージが必要になります。(もっとも、ファンド でも他の粘土でも、乾燥してから角刀で彫れば、問題無いのですが)
67a そのため今回は石粉粘土でもより肌理の細かい「ラドール プレミックス 」と「ラドール プルミエ 」の2つのどちらかで作ることにしました。
68a こちらが「ラドール プレミックス 」
68b こちらが「ラドール プルミエ 」
どちらも良い感じでしたが、今回はヘラのタッチがそのまま残る感じ(切れが良い)の「ラドール プレミックス 」を使って羽根を作っていくことにします。

続く

こむこむ 恐竜模型からみえる世界展」まであと12日

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2008年12月 7日 (日)

こむこむの恐竜を作る!番外 教室用意

今回は、こむこむディノニクス制作記の番外編です。
12月20日(土)の初日は、私も「こむこむ」に行き、午後1時から模型教室を行う予定です。
その教室では、ティラノサウルスの模型を作りますので、今日はその芯材を作りました。
Sin アルミ線とダンボールを使って、制作。参加人数プラスデモ用(私が作る)の25体つくりました。
私は東京以北にはあまり行った事がありません。福島県には高校の修学旅行で磐梯山に登らされたっきりでしょうか?(なんで修学旅行で山登りさせられんねん・・・と、当時は思いました・・・sad
それはさておき、せっかくなんで、いわきの方にもまわり、フラガールのハワイアンズや石炭化石館、アクアマリンにも行こうと思っています。

続く

こむこむ 恐竜模型からみえる世界展」まであと13日

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2008年12月 6日 (土)

こむこむの恐竜を作る!その13 腕の芯をつくる

次は前肢、つまり腕の芯の制作です。
61a 腕も軽量化のため、やはり芯は発泡スチロールを使用します。
スチロールカッター で腕の形を切り取り、面を取って、腕の形にしていきます。
63a 発泡スチロールだけの芯だけでは強度が無いので、中心部に鋼線を通しますが、曲がった鋼線を通すのは至難の技なので、一旦半分にスチロールカッター で切って、
64a_2 中心部に鋼線をはさんで、再び接着します。
接着が完全に乾いてから粘土をつけていきます。
65a 指の部分にも強度が必要ですので、針金を芯にして、粘土をつけていきます。
66a

続く

こむこむ 恐竜模型からみえる世界展」まであと14日

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2008年12月 5日 (金)

こむこむの恐竜を作る!その12 おっと修正!

59a 左足の支柱をつけた身体の芯に粘土を薄くつけ、乾燥します。こんな大きな物体の乾燥には、炎天下の車のダッシュボードが一番ですが、最近のような日差しだとあまり効果はありません。
69a 次にベースを作ります。
71a あとから粘土で地面を作る関係から頑丈で反りが少ない厚めのベニヤを使います。
74a 頭を仮止めして、ベースに立ててみました。
おや?あんまり迫力が無いな~ despair。ちょっと口の開け具合が少なかったようです。
76a いったん完成していた頭部ですが、顎を取り外し、迫力のある角度に修正します。
77a 白熱灯を使って強制乾燥しています。
お~こっちの方がかっこいいぜ!happy01
78a

続く

こむこむ 恐竜模型からみえる世界展」まであと15日

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2008年12月 4日 (木)

こむこむの恐竜を作る!その11 支柱をつくる

さて、頭がほぼできましたので、身体のほうに移りましょう。
発泡スチロールの身体の芯に粘土をつけていく前に、左足の支柱を作ります。
今回はこの左足一本で立つことになりますので、金属製の支柱をベースに固定する方法をとりました。
52a 支柱の材料はステンレス製のアングルなど使います。
54a 各パーツをボルトで固定したあと、太目の鋼線で補強します。
55a 角度のある部分には念のため金属パテを使って補強します。
56a_2 身体部分の芯にはほぞ穴を開け、木製角棒をはめ、金属支柱をネジ止めします。
57a この支柱強化と、本体の軽量化と共に、支持は大丈夫でしょう。good
58a

続く

こむこむ 恐竜模型からみえる世界展」まであと16日

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2008年12月 2日 (火)

こむこむの恐竜を作る!その10 顎をつける

頭作りの最後は、上顎、下顎をつけます。
51a 適当な角度と、前から見たとき、正中が合っているかを確認します。
171a 口角と口腔内にある肉は顎を閉める筋肉としています。
顎を開ける筋肉は下顎の後縁から頭骨につながっていると考えますが、開ける筋肉自体はそんなに強く大きい必要はなく、閉める筋肉の方が太く強いを考え作っていきます。

続く

こむこむ 恐竜模型からみえる世界展」まであと18日

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2008年12月 1日 (月)

こむこむの恐竜を作る!その9 目をつける

目玉ができたので、頭部につけてます。
ディノニクスの頭骨化石の写真を見ると、眼輪板の位置から目玉の入る部分が分かります。頭骨の形や、その位置から、ディノニクスはティラノサウルスやトロオドンのような前向きの目ではなく、やや横向きだったことがわかります。
46a_2 眼窩の対応する部分に目玉をつけます。
47a 目玉をつつむように、下まぶたを作り、シワもつけていきます。
48a 上まぶたも作り、シワをつけています。
50a シワにウロコ状のディテールをつけていきます。
170a

続く

こむこむ 恐竜模型からみえる世界展」まであと19日

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2008年11月28日 (金)

こむこむの恐竜を作る!その8 目をつくる

口ができたら、今度は目を作ります。
「目は口ほどにものを言う」ということわざがあるぐらいですし、どんな動物でも生物でも、最初に見るのは「目」です。(誰ですか?オレは最初に胸を見ると言ってるのはpout
その意味でも、目を作るのは非常に重要だと思います。
17年前、実物大のドロマエオサウルスを制作したときは、インターネットなど無い時代でしたので、電話帳で剥製屋さんを探し、剥製に使う義眼を買い求めに行きました。しかし、直径3cmの義眼は無いと言われ、特注で作ってもらった覚えがあります。
今ならネットでも検索でき、通販もあるようですが、先の経験もあり、目玉に使えそうなものを見つけると、その時必要無くても購入するようにしていました。
今回使用するのもそのひとつで、以前購入していた、「アニマルアイ」です。確か手芸屋さんで買ったと思います。
瞳が丸いタイプと細い猫目のものがありましたが、今回は猫目を使用します。
41a_2 そのままでは可愛すぎるので、裏に塗られている黄色い色をふき取り、まず透明にします。
42a 次に瞳孔の周りを白くふちどり、
43a その周りに虹彩を書き込みます。虹彩の点々はミリペンを使用しています。
44a 虹彩の金色はアルミテープを裏から貼っています。
45a これで、目玉のできあがりです。
今回は自信が無かったので既製品を応用しましたが、色々目の作り方も調べましたので、近いうち挑戦してみようと思います。

続く

こむこむ 恐竜模型からみえる世界展」まであと22日

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2008年11月27日 (木)

こむこむの恐竜を作る!その7 歯をつくる

さて、今回は「歯」を作ります。
恐竜模型を作り始めたころ、歯も本体と同じ石粉粘土で作っていました。石粉粘土は前にも書きましたが、乾くと非常に硬くなり、歯やツノ、爪などのように先が尖って細くい形になると、衝撃に弱く、すぐ折れてしまいます。これは石粉粘土だけでなく、硬化する粘土の宿命です。
展示会などに作品を貸出すと、必ず歯の二三本は折れて帰ってきます。
その経験があるので、ある時期から歯や爪は「樹脂粘土」を使うことにしています。
樹脂粘土は種類にもよりますが、乾いた後も弾力性があり、少々の衝撃は、たわんで吸収して折れることはありません。また程よい半透明感もあり、角質の表現には適しています。
32a今回は「グレイス 」という樹脂粘土を使って歯を作ります。
33a

写真などを参考に指で丸めて歯の形にして、大小作ります。
34a 上下あわせて70本程度作ります。
35a 次に前回作った顎のクチビルの内側に着色した歯ぐきを作り、作った歯を植えていきます。
36aこの時、ある程度長さをカットして、ボンドも使って固着します。
38a骨格図や写真などを参考にして、歯の角度なども整えていきます。
39a 歯が植え終わったら、舌もつけますが、舌の裏側や歯に接する部分など、後から色を塗りにくいところは先に塗装しておきます。
40a_2

続く

こむこむ 恐竜模型からみえる世界展」まであと23日

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2008年11月26日 (水)

こむこむの恐竜を作る!その6 口をつくる

25a上顎、下顎の表面が出来ました。
次は内側を作っていきます。
26a_3クチビルの厚さ分を残し、
27a_2 彫刻刀で内側を削っていきます。
 
28a この部分には後から歯ぐきを作り、歯を植えていきます。
29a 次に口腔内を作っていきます。上顎の口蓋、下顎には舌を作っていきます。
30a ベロベロベ~bleah この様な内部の軟部組織は化石からは分かりませんので、現生の大型爬虫類などを参考にします。31a
また後から色の塗れない、クチビルの内側などは、歯を植える前に塗装を済ませます。
色はワニの口の中を参考にしました。

続く

こむこむ 恐竜模型からみえる世界展」まであと24日

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2008年11月25日 (火)

こむこむの恐竜を作る!その5 頭をつくる

さて、いよいよ粘土を使って造形していきます。
B 使う粘土は石粉粘土の「ファンド 」です。
この粘土は他の石粉粘土に比べると、袋から出したてでも、けっこうかたく、あつかいづらい粘土ですが、シワなどの表現がしやすく、動物の造形には向いている粘土です。また乾燥後はかなり硬くなります。
私はかれこれ20年以上使っています。

最初は粘土を薄くのばして、発泡スチロールの頭の芯につけていきます。
17a この粘土は完全に乾燥すのには結構時間がかかりますが(粘土の厚みにもよりますが、1日以上)、表面は30分ほどで、ほんのりと乾いてきます。
18a そのため、粘土の表面が乾かない、やわらかいうちに形を作っていき、ウロコなどをつけていくには、ある程度時間との競争になります。
19a ですから、あらかじめ時間内で終了できる量・範囲にのみ粘土をつけていきます。
(頭骨レプリカを骨格の参考に使っています。目玉は位置把握のため、仮どめです)
20a ウロコやシワはヘラやニードルで粘土が乾かないうちにつけていきます。
今回はまず、左片側にだけ粘土をつけて、ディティールをつけていきます。
21a ウロコをつけ終わりました。
次に右側を同じように作っていきます。
23a 下顎も同様に作っていきます。

続く

こむこむ 恐竜模型からみえる世界展」まであと25日

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2008年11月24日 (月)

こむこむの恐竜を作る!その4 芯を作る2

今回使用する道具を並べてみました。
A 上の黄色いものは、前回、そして今回使用するスチロールカッター 、ボンド、左下から造形用粘土(石粉粘土 )、ハサミ、粘土ヘラ、ニードル等々です。

さて、今回は発泡スチロールから切り取ったパーツを整形していきます。
10a 胴体部分は、肋骨の厚みがありますので、3枚の発泡スチロールを張り合わせています。
11a 次にスチロールカッター を使って角(かど)を取って丸みをつけていきます。
13a これに粘土をつけていくことを考え、設計図と照らし合わせながら、行っていきます。
14a 同様に各パーツも整形していきます。
立体的なパーツが出来上がってきたので、だいたいのボリュームが把握できてきました。
次はいよいよ粘土を使って作っていきます。

続く

こむこむ 恐竜模型からみえる世界展」まであと26日

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2008年11月23日 (日)

こむこむの恐竜を作る!その3 芯を作る1

今回制作するディノニクスの模型を、出来る限り軽量にするため、芯材に発泡スチロールを使用することにしました。
もちろん丈夫さも必要ですが、メインに使用する粘土は、乾燥後はかなり固くなりますので、その点は安心です。
軽量化できれば、左足をある程度補強すれば、片足立ちも可能になるでしょう。
そうと決まれば、さっそく最寄のホームセンターに直行。
90cm×90cm×10cm(厚)の発泡スチロールの板を使います。
5a 実寸の拡大コピー図をもとに、芯の型紙を描き起こし、その型紙を発泡スチロール面に描き写します。
6a 芯材の大きさは、粘土をつける厚さを考慮して、図よりも2~3cm小さめなるようにします。
あまり小さい芯にしてしまうと、粘土の量が多くなり、かなり重量が増すことになります。(粘土は1cmの厚さがあれば、十分強度があります)
7a 発泡スチロールを切り取るのに「スチロールカッター 」という道具を使います。
8a これは熱くなったニクロム線で発泡スチロールを溶かして切っていく道具です。結構有毒な煙や臭いが出ますので、マスクをして、風通しの良いところで作業します。
9a 頭、下顎、胴体を3枚、尻尾、足、腕の各パーツを切り出しました。

続く

こむこむ 恐竜模型からみえる世界展」まであと27日

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2008年11月21日 (金)

こむこむの恐竜を作る!その2 実寸図を描く

今回のような大きな模型の場合、粘土(主に油土)で原型を作り、石膏やゴムで雌型を取り、FRPなどの樹脂で中空の雄型を成形するのがセオリーですが、いかんせん、私は粘土造形しか出来ませんので、今回も基本的には粘土造形で作っていきます。
さて、決定稿のイメージスケッチを、実際の骨格図や骨格標本と照らし合わせ、ポーズなど合わせて、作る模型のための設計図を描きます。
1a 次にその図を、作る実寸に拡大コピーしていきます。(作業場にあるコピー機は小さいので、ツギハギだらけ)
2a これで、だいたい作る模型の大きさは把握できました。

「こむこむ」の企画担当者さん、今回のディノニクス模型のスケッチのチェックのやりとりで、恐竜にかなり詳しくて、好きなことが分かります。
やはり、ディノニクスの生態を反映した動的なポーズが一番かっこいい!
そのためには片足立ちだ!
これまでに、1/10スケールのティラノサウルスやスピノサウルスなど1.5m前後の模型は作りましたたが、今回は1/2スケールで質量が違います(頭部や胴体の比率が大きい。)。
また片足立ちですので、自立するため強度が必要になります(以前制作した実物大ドロマエオサウルスの経験からも)。
ですから、今回の模型には
1)全体をできるだけ軽量化する。
2)支柱になる左後足に強度をもたせる(最悪、胸部分にも支柱を立てる)。
以上の2点に留意して制作していくことにしました。
3a_3 そのために必要な材料とは?

続く

こむこむ 恐竜模型からみえる世界展」まであと29日

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2008年11月20日 (木)

こむこむの恐竜を作る!その1 資料を集める

福島市の「福島市子どもの夢を育む施設 こむこむ」で私の恐竜模型を展示していただく「恐竜模型からみえる世界展 荒木一成が創り出すディノ☆ワールド」の開催まで、あと一ヶ月となりました。(12月20日(土)からです)
その展示会と「こむこむ」に常設展示のため、現在新たな恐竜模型を制作中です。
今日からその模型の制作記を開催日まで書いていきたいと思います。(無事間に合うよう、皆さん祈ってね happy01

さて福島周辺で配布されているイベントのチラシの裏にはこんな記述があります。
Photo_2 しかしこのまま、謎の恐竜でこの制作記を続けることは事実上不可能に思えますので、このブログを見ていただいている特典で、正体をばらしましょう。
今回制作するのは小型肉食恐竜「ディノニクス」です。
常設展示用ということで、私としてはかなり大きめの2分の1スケール、全長約150cm、高さ約80cmの模型を制作することになりました。
ディノニクスは恐竜ファンにとっては、特別な恐竜です。この恐竜の発見が恐竜温血説のきっかけとなり、現在に続く恐竜ルネサンスの始まりのきっかけにもなったからです。

では、制作の前にまずは資料を集めましょう。
A 幸い先述のように有名な恐竜なので、骨格図や写真、復元図も豊富にあります。骨格標本も各地の博物館にあり、写真も撮っていました。
また私は頭骨のレプリカも持っていますので、資料には困りませんでした。

次に、イメージスケッチを描いていきます。
A_2 私なりのイメージで何枚かポーズを描き、こむこむさんの確認、修正を繰り返し、決定稿が決まりました。
いままさに、獲物に飛びかからんとする、片足を上げたポーズです!
お~なかなか動的なポーズだ!
しかし困ったぞ。片足で立たせることになってしまうぞ~ shock

続く

こむこむ 恐竜模型からみえる世界展」まであと30日

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