フクイラプトルの前肢
もうご覧になられた方もいらっしゃると思いますが、2000年に開館した福井県立恐竜博物館のメイン展示のフクイラプトルの骨格標本の2021年のリニューアルに伴い、復元模型も前肢の改修を行いました。
リニューアル前の骨格標本
リニューアル後の骨格標本
当初の復元では、いわゆる「うらめしや~」の、手首が回内した形でした。
最近の復元では鳥の前肢様に、手首が回外したもの変わってきているので、骨格標本はいち早くリニューアルされ、追って復元模型も改修を行いました。
このフクイラプトル模型は、フクイサウルスと共に2002年に制作した模型です。
その模型を20年後に、またこの手で改修できるのは本当に作者冥利につき感無量です。ありがとうございます。
(このブログは「恐竜模型の世界」の一部です)
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