2025年3月23日 (日)

フクイラプトル IN 大阪関西万博

今年55年ぶりの大阪万博が開催されます。
55年前の1970年、私は9歳。何回か連れていってもらい、太陽の塔や色とりどり、形様々なパビリオンに圧倒されながらも、入りやすいパビリオンを1日中走り回ってスタンプを押しまくりました。
1970年の大阪万博はアポロ11号の人類初の月面着陸と並び私の幼少期の最大の思い出です。

さて、今回の万博、福井県の恐竜博物館の恐竜を作っていたご縁で、関西パビリオン内の福井県エリアに設置されるフクイサウルスの実物大オブジェの造形監修のお手伝いをさせていただきました。

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オブジェ制作は恐竜博物館の2023年リニューアル時に新館シンボルタワーの実物大の福井の恐竜オブジェを制作した大阪のケーイーラボさんです。
そのとき私が雛形模型を制作したフクイラプトルのデーターを元にポーズを変更して、今回のオブジェを新たに一から制作。

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データーから出力・切削した発泡スチロールの原型に粘土でディテールを作り、型取り、FRP成形、彩色という工程です。

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その間、恐竜博物館の服部先生とともに、粘土造形、彩色等に随時ネットで画像等で確認、実際に工場に数回訪れ実見して修正するなど監修作業をしました。

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先日無事会場に設置されたと伺い、実際私が作ったわけではありませんが、ホッとしました(笑)

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オブジェの銘板には、造形監修で私の名前も記載されているそうです。
半世紀の時を超え、微力ながらも「憧れの大阪万博」に足跡が残せたのは感無量です。
始まる前からいろいろ話題の大阪関西万博ですが、1970年の万博も始まる前は人気が無かったそうです。開けてみないと何が起こるか分かりません。
行かれたおりには、フクイラプトル(とVR映像など)もぜひご覧ください。

またこの場をお借りして、このようなご機会を与えていただきました、福井県 TOPPANのご担当者の皆様にお礼申し上げます。

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納品前のフクイラプトルの前で記念写真(私 服部先生 ケーイーラボ 紀野社長)

追伸

3月23日放送のニュース 

3月24日放送のニュース 

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2024年12月23日 (月)

荒木恐竜工房オリジナルモデル第3弾 「始祖鳥」額装を販売します。

荒木恐竜工房オリジナルモデル第二弾の「羽毛ディノニクス完成品」を販売開始してから4年経ちましたが、今回第三弾「始祖鳥」額装を販売開始しました。

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有名なベルリン標本の始祖鳥化石を立体化して額装しています。

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約1/2スケール 額の大きさ 約225×275×45㎜(証明書付)

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ゾルンフォーフェンの頁岩産状をイメージしたベースに頭部も翼も肢も立体的に表現しました。

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始祖鳥の色も恐竜同様分かっていません。先達が表現した彩色や和風な彩色など、色んな可能性の始祖鳥を作ってみようと思っています。
もちろん、全て私がひとつひとつ彩色しています。始祖鳥の色も背景の形状もすべて違う、世界にひとつだけの作品です。

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作品写真にエンボススタンプが施した証明書付き。

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2024年12月23日よりハンズ名古屋 10階 地球研究室で販売開始です。(木製ケースの色は変わる場合があります)

チラシより

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私が子供の頃から、始祖鳥は爬虫類の鳥への進化過程のまさにミッシングリング的な存在で教科書にも紹介されていた古生物です。
現在では初期の恐竜類から進化した原鳥類のひとつだと考えられています。
私も子供頃から大好きな始祖鳥ですが、これまで何度か立体化しています。

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始祖鳥と言えばズデネック・ブリアンの復元画が有名ですが、もちろんチャールズ・ナイトの絵も有名です。

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私が最初に始祖鳥を作ったのは、模型雑誌「ホビージャパン」1984年4月号の恐竜特集のときに、オルニトレステスに捕獲される始祖鳥です。

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これは明らかにナイトの絵に触発されて作ったものですが、メインではなかったので、粘土と紙と針金で作ったオマケ程度の作品でした。

その後、絵本で見た翼を閉じた始祖鳥をモチーフに月刊モデルグラフィックス誌の連載の作例に1998年に作りました。

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初めて本格的に作ったのは、1999年の佐賀県立宇宙科学館の展示モデルで真鍋真先生の監修で作りました。

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その後、2017年に(株)フェバリットのソフトモデルで始祖鳥を作る機会があり、いつか始祖鳥のオリジナルモデルを作ってみたいと思っていました。

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さてこれまで作ってきたモデルはフェバリットのモデルのような、始祖鳥の復元模型的なアプローチがメインでしたが、有名な始祖鳥化石のベルリン標本に肉付けして、額装するのはどうか?と常々思っていました。

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しかし、どうしてもレリーフ的なのっぺりした作品になりそうで自分的はイマイチなイメージでした。
そのとき目にしたのが海洋堂の松村しのぶ氏の始祖鳥でした。

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「ああ!この表現方法があった!」と。さすが天才!
さっそく宮脇センムさんと松村しのぶさんに連絡を取り、造形の快諾をいただきました。
今回の作品は私なりの解釈、オリジナルの造形ですが、ヒントを与えていただきありがとうございます!
オリジナルモデル第一弾の「額装シーランス」もそうですが、壁面に飾れる作品が私は個人的に好きなので、今回の作品はとても気に入ってます。
恐竜もそうですが、始祖鳥もどんな色だったのか永遠の謎です。文字通り色んな色で始祖鳥を塗って、皆さんにお届けする予定ですので、よろしくお願いします。

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2024年6月16日 (日)

福井出張 駅前新設恐竜像

6月12日・13日に福井出張でした。

12日は福井県立恐竜博物館の休館日で、それに合わせての展示模型の補修のためでした。
昼前に博物館に着き、夕方まで作業。
今年初めに制作納品したティラノミムスの復元模型の展示を初めて見ることができました。

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せっかくなので一泊して翌日JR福井駅の私が雛形模型を作った新しい恐竜像も見に行きました。
こちらも設置後はじめて見ることが出来ました。
東口のトリケラトプス親子像

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えちぜん鉄道連絡道プレイグラウンドのアンキロサウルス・スピノサウルス・コシサウルスの子供たち。

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これらは、福井市観光交流センター屋上の恐竜像と共に、北陸新幹線の福井県延伸での福井駅整備プロジェクトの一環で、私が雛形模型を製作して宝島造形さんが実物大模型・実物大ロボットで制作してもらったものでした。

私は関わっていませんが、福井駅周辺はもう恐竜だらけ。

駅構内には、木製のフクイラプトル骨格模型や

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レゴで作られたフクイラプトルもありました。

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えちぜん鉄道構内のステンドグラス

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子供恐竜博士

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そして圧巻は西口広場に設置された実物大のティラノサウルス!

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恐竜博物館監修で動刻ココロさんが制作で、めちゃリアル!(今秋にはスコミムスも設置予定)

まあ、恐竜だらけになった福井駅にいろいろ意見もあると思いますが、私にはジュラシックパーク福井でした。

その後敦賀に寄って赤レンガ倉庫に行って鉄道ジオラマを見て帰りました。

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2024年1月14日 (日)

福井県立恐竜博物館のティラノミムス模型

昨年秋に福井 勝山で発見された6種類目の恐竜で記載された「ティラノミムス・フクイエンシス」の復元模型を制作し、1月11日に館の福井の恐竜コーナーに展示されました。

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監修いただいた服部先生のご指導の下、私としてはいままでにないリアルなダチョウ型恐竜に作れたと思います。

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さて2023年秋に命名されるまで、実はオルニトミモサウルス類の化石はすでに見つかっており、私もこれまで2度ほど模型を作っています。

こちらは2013年に特別展「発掘!発見!1億年の時を越えて ~福井県恐竜化石発掘25年記念~」 制作された「白亜紀の福井ジオラマ」ですが、2019年の企画展と際、フクイプテリクスと、スピノサウルス類と共に追加でオルニトミモサウルス類の模型を作りました。

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また2022年末~2023年夏の大幅リニューアルでの館内の北谷ジオラマでもオルニトミモサウルス類として模型を作りました。

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同じリニューアルで、シンボルモニュメント「恐竜の塔」の福井産5種の恐竜+鳥類の雛型模型を作りましたが、少し早ければ恐竜6種になっていたかもしれませんね。

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参考ニュース 

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2023年4月 6日 (木)

北陸道 南条SAの恐竜オブジェ

北陸道の南条SA下りには、昨年よりフクイティタンのロボットが設置されて話題になっていましたが、

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この春より、南条SA上りにも、フクイラプトルとフクイサウルスのオブジェが設置されました。

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こちらはティタンのように動きませんが、センサーで鳴き声、30分おきにミストの噴射などがあります。
夜間はライトアップもあります。

先日、恐竜博物館に用事があり、帰りに寄って見てきました。

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設置場所を知らなかったので、ティタンのように高速のパーキングにあると思っていたところ無く、少しウロウロしてしまいましたが、隣接の道の駅「南えちぜん山海里」の公園に設置されています。

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ですから高速道路だけでなく、一般道からも見ることができます。
このオブジェの雛型模型制作をお手伝いしました。
実物大模型制作は、大阪の宝島造形社(有)さんです。

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さて、帰りに滋賀 高島の海津大崎の桜も見てきました。

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福井の恐竜博物館には、夏休み期間の模型教室に行くことが多いので、春に行ったのは初めてだったかもしれません。
道中桜が満開で、いたるところで花見を楽しめました。

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2022年12月18日 (日)

サンダーバードで福井へ行く

12月15・16日に福井に行ってきました。

いつもは恐竜博物館のある勝山市に車で行くことが多いのですが、今回は福井駅周辺で仕事で、しかも寒波の襲来で雪模様になりそうだったので、久しぶりに電車で移動することにしました。

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北陸本線のサンダーバードは、恐竜博物館が開館前の準備中とやはり雪の日の移動でに2度乗ったっきりかもしれません。

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さて、行きの自由席はけっこう満席で、せっかく京都駅で買った駅弁を車内では遠慮して食べられませんでした。

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途中の米原周辺では雪景色でしたが、福井は雨模様。

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駅前の恐竜はクリスマスのサンタ仕様に。

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仕事の時間まで少しありましたので、車内で食べられなかった駅弁をアオッサのテーブルで黙食。

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今回の仕事は新しくできるJR北陸新幹線 福井駅に関係あるのですが、実はアオッサの上階からチラリとその姿が見えます。

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いまは詳しく紹介できませんが、いずれお披露目があるでしょう。

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さて、仕事も終わり15日はホテルで一泊。

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その夜は関係者のみなさんとホテル近くの居酒屋で親睦会。恐竜博物館開館当時からお世話になっている施工会社の方々と今回のオブジェでお世話になる業者の方々と楽しいひとときでした。

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明くる16日は特に予定も無かったのですが、飲み過ぎでしんどいのと、あいにくの天気だったので観光もせず旅行支援のクーポンでお土産を買って帰宅しました。

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12月23日追記

クライアントから今回の仕事の内容は公になるまで内密にということでしたが、12月21日に各メディアで報道されました。
2024年に開通予定の北陸新幹線 福井駅の横のデッキに設置される恐竜モニュメントの設置の様子の確認に行ってきました。
これらの恐竜の雛型模型を今回、まる一年かけて制作しました。

観光客迎える「恐竜モニュメント」登場 動き出す仕掛けも 福井市観光交流センター(福井テレビ) - Yahoo!ニュース 

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2020年8月24日 (月)

荒木恐竜工房オリジナルモデル第二弾 販売します。

さて、なんかたいそうなタイトルになりましたが、要するに私が制作した模型の販売をします。ということです。
第二弾とは第一弾があったのか?ということになりますが、ありました。
第一弾は「額装シーラカンス」で、販売したのは限定50個。もう15年ほど前です。
その後も、何度かオリジナル商品を考えては消え考えては消えを繰り返してましたが、やっと以前から作ってみたかったものが出来ました。
それは「羽毛ディノニクス」です。

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ま、ディノニクスに限らず、小型獣脚類の羽毛恐竜はこれまでも展示用や商品原型で作ってきましたが、そのたびに、「この恐竜、もっと違う色だったらどんな感じになるだろう?」とずっと思っていました。

そこでこんど自分でオリジナル商品を出すときは、羽毛恐竜でいろんな色や模様を表現してみようと思いました。
そして完成したのが「羽毛ディノニクス」です。

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原型制作を開始してから1年以上かけて修正し、レプリカ作成は専門業者に発注。そして彩色は一点一点、私が手彩色。模様も色も同じものが二つと無いものにしました。

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やはりズラ~と並んだ各色から、この色が好き!って選んでほしいので数種類作りました。

まずは基本色5種類を制作。

茶色 BR

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灰色 GRY

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緑色 GR

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青色 BL

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黒色 BK

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そして東急ハンズオリジナルカラー
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商品は東急ハンズ名古屋店10F 地球研究室で展示販売します。
各モデル30,000円(税別)(サイズ 16㎝×8㎝×10㎝ ベース含)
写真付き作品証明書が付きます。

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現在、飾り羽をつけた特別バージョンを試作中です。

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どうぞ、コレクションのひとつにお迎えください。

追伸(9月17日):スタッフ様よりディスプレイの様子をいただきました。(ありがとうございます)

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2019年5月 6日 (月)

新商品のこと

なんかツイッターで紹介しているので、すっかり忘れていましたが、昨年から原型製作して商品になったフィギュアを、まとめて紹介します。

2018年 福井県立恐竜博物館 特別展「獣脚類展」

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メインの恐竜 ネオベナートルとバリオニクスの会場限定フィギュアの原型製作を担当しました。

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ネオベナートル

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バリオニクス

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フェバリットからは福井県 勝山から発見された新種恐竜のミニフィギュア「フクイダナソーズ」が発売。

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恐竜博物館仕様とフェバリットオリジナルカラーがあります。

また、自分で好きな色を塗れるペイントダイナソーもあります。

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2019年 5月からフェバリットからモササウルス フィギュアが発売。

モササウルス ソフトモデル

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モササウルス ビニールモデル

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みなさんよろしくお願いします!

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2018年7月24日 (火)

ジオターミナルでワンオフ模型販売中

今春、福井県立恐竜博物館の真ん前にオープンした「ジオターミナル」

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今回、模型教室で博物館に来た機会に行ってみました。

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ジオターミナルは、勝山市が運営する観光案内、お土産などの物販、レストランが入った複合施設です。

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ショップでの恐竜グッズの品揃えも多く、もちろんフェバリットの恐竜フィギュアもバッチリ!

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実は、私が模型専門誌 月刊モデルグラフィックス誌で連載していた、一点ものの恐竜模型も委託販売しています。

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原型模型なのでちょっと高価ですが、この世にひとつしかない模型を入手できますよ。

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2017年7月 6日 (木)

福井恐竜博物館 特展会場限定「トロオドン フィギュア」の紹介

福井県立恐竜博物館で今月14日から始まる特別展「恐竜の卵」の会場ショップ限定で販売される「トロオドン フィギュア」の紹介です。

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特別展のポスターにもなっている巣で抱卵しているポーズで、私が原型を作っています。

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ポリレジン製で細かいディテール、彩色まで忠実に再現。

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パッケージもしっかり梱包されていますね。

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特展会場にはこの抱卵ポーズの実物大ジオラマも再現展示されています。

こちらも会場限定のぬいぐるみトロオドン。もふもふでかわいいです!

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デザインは私ではありませんが、開発段階でアドバイスさせてもらいました。

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このほか私のラフスケッチをデザインしたトートバックやマグカップなども販売されます。

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会場に行かれたときは、旅の思い出に是非お手に取ってみてください。

福井県立恐竜博物館 特別展「恐竜の卵」HP

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