2024年6月16日 (日)

福井出張 駅前新設恐竜像

6月12日・13日に福井出張でした。

12日は福井県立恐竜博物館の休館日で、それに合わせての展示模型の補修のためでした。
昼前に博物館に着き、夕方まで作業。
今年初めに制作納品したティラノミムスの復元模型の展示を初めて見ることができました。

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せっかくなので一泊して翌日JR福井駅の私が雛形模型を作った新しい恐竜像も見に行きました。
こちらも設置後はじめて見ることが出来ました。
東口のトリケラトプス親子像

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えちぜん鉄道連絡道プレイグラウンドのアンキロサウルス・スピノサウルス・コシサウルスの子供たち。

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これらは、福井市観光交流センター屋上の恐竜像と共に、北陸新幹線の福井県延伸での福井駅整備プロジェクトの一環で、私が雛形模型を製作して宝島造形さんが実物大模型・実物大ロボットで制作してもらったものでした。

私は関わっていませんが、福井駅周辺はもう恐竜だらけ。

駅構内には、木製のフクイラプトル骨格模型や

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レゴで作られたフクイラプトルもありました。

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えちぜん鉄道構内のステンドグラス

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子供恐竜博士

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そして圧巻は西口広場に設置された実物大のティラノサウルス!

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恐竜博物館監修で動刻ココロさんが制作で、めちゃリアル!(今秋にはスコミムスも設置予定)

まあ、恐竜だらけになった福井駅にいろいろ意見もあると思いますが、私にはジュラシックパーク福井でした。

その後敦賀に寄って赤レンガ倉庫に行って鉄道ジオラマを見て帰りました。

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2024年1月14日 (日)

福井県立恐竜博物館のティラノミムス模型

昨年秋に福井 勝山で発見された6種類目の恐竜で記載された「ティラノミムス・フクイエンシス」の復元模型を制作し、1月11日に館の福井の恐竜コーナーに展示されました。

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監修いただいた服部先生のご指導の下、私としてはいままでにないリアルなダチョウ型恐竜に作れたと思います。

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さて2023年秋に命名されるまで、実はオルニトミモサウルス類の化石はすでに見つかっており、私もこれまで2度ほど模型を作っています。

こちらは2013年に特別展「発掘!発見!1億年の時を越えて ~福井県恐竜化石発掘25年記念~」 制作された「白亜紀の福井ジオラマ」ですが、2019年の企画展と際、フクイプテリクスと、スピノサウルス類と共に追加でオルニトミモサウルス類の模型を作りました。

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また2022年末~2023年夏の大幅リニューアルでの館内の北谷ジオラマでもオルニトミモサウルス類として模型を作りました。

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同じリニューアルで、シンボルモニュメント「恐竜の塔」の福井産5種の恐竜+鳥類の雛型模型を作りましたが、少し早ければ恐竜6種になっていたかもしれませんね。

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参考ニュース 

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2023年4月 6日 (木)

北陸道 南条SAの恐竜オブジェ

北陸道の南条SA下りには、昨年よりフクイティタンのロボットが設置されて話題になっていましたが、

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この春より、南条SA上りにも、フクイラプトルとフクイサウルスのオブジェが設置されました。

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こちらはティタンのように動きませんが、センサーで鳴き声、30分おきにミストの噴射などがあります。
夜間はライトアップもあります。

先日、恐竜博物館に用事があり、帰りに寄って見てきました。

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設置場所を知らなかったので、ティタンのように高速のパーキングにあると思っていたところ無く、少しウロウロしてしまいましたが、隣接の道の駅「南えちぜん山海里」の公園に設置されています。

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ですから高速道路だけでなく、一般道からも見ることができます。
このオブジェの雛型模型制作をお手伝いしました。
実物大模型制作は、大阪の宝島造形社(有)さんです。

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さて、帰りに滋賀 高島の海津大崎の桜も見てきました。

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福井の恐竜博物館には、夏休み期間の模型教室に行くことが多いので、春に行ったのは初めてだったかもしれません。
道中桜が満開で、いたるところで花見を楽しめました。

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2022年12月18日 (日)

サンダーバードで福井へ行く

12月15・16日に福井に行ってきました。

いつもは恐竜博物館のある勝山市に車で行くことが多いのですが、今回は福井駅周辺で仕事で、しかも寒波の襲来で雪模様になりそうだったので、久しぶりに電車で移動することにしました。

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北陸本線のサンダーバードは、恐竜博物館が開館前の準備中とやはり雪の日の移動でに2度乗ったっきりかもしれません。

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さて、行きの自由席はけっこう満席で、せっかく京都駅で買った駅弁を車内では遠慮して食べられませんでした。

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途中の米原周辺では雪景色でしたが、福井は雨模様。

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駅前の恐竜はクリスマスのサンタ仕様に。

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仕事の時間まで少しありましたので、車内で食べられなかった駅弁をアオッサのテーブルで黙食。

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今回の仕事は新しくできるJR北陸新幹線 福井駅に関係あるのですが、実はアオッサの上階からチラリとその姿が見えます。

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いまは詳しく紹介できませんが、いずれお披露目があるでしょう。

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さて、仕事も終わり15日はホテルで一泊。

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その夜は関係者のみなさんとホテル近くの居酒屋で親睦会。恐竜博物館開館当時からお世話になっている施工会社の方々と今回のオブジェでお世話になる業者の方々と楽しいひとときでした。

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明くる16日は特に予定も無かったのですが、飲み過ぎでしんどいのと、あいにくの天気だったので観光もせず旅行支援のクーポンでお土産を買って帰宅しました。

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12月23日追記

クライアントから今回の仕事の内容は公になるまで内密にということでしたが、12月21日に各メディアで報道されました。
2024年に開通予定の北陸新幹線 福井駅の横のデッキに設置される恐竜モニュメントの設置の様子の確認に行ってきました。
これらの恐竜の雛型模型を今回、まる一年かけて制作しました。

観光客迎える「恐竜モニュメント」登場 動き出す仕掛けも 福井市観光交流センター(福井テレビ) - Yahoo!ニュース 

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2020年8月24日 (月)

荒木恐竜工房オリジナルモデル第二弾 販売します。

さて、なんかたいそうなタイトルになりましたが、要するに私が制作した模型の販売をします。ということです。
第二弾とは第一弾があったのか?ということになりますが、ありました。
第一弾は「額装シーラカンス」で、販売したのは限定50個。もう15年ほど前です。
その後も、何度かオリジナル商品を考えては消え考えては消えを繰り返してましたが、やっと以前から作ってみたかったものが出来ました。
それは「羽毛ディノニクス」です。

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ま、ディノニクスに限らず、小型獣脚類の羽毛恐竜はこれまでも展示用や商品原型で作ってきましたが、そのたびに、「この恐竜、もっと違う色だったらどんな感じになるだろう?」とずっと思っていました。

そこでこんど自分でオリジナル商品を出すときは、羽毛恐竜でいろんな色や模様を表現してみようと思いました。
そして完成したのが「羽毛ディノニクス」です。

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原型制作を開始してから1年以上かけて修正し、レプリカ作成は専門業者に発注。そして彩色は一点一点、私が手彩色。模様も色も同じものが二つと無いものにしました。

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やはりズラ~と並んだ各色から、この色が好き!って選んでほしいので数種類作りました。

まずは基本色5種類を制作。

茶色 BR

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灰色 GRY

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緑色 GR

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青色 BL

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黒色 BK

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そして東急ハンズオリジナルカラー
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商品は東急ハンズ名古屋店10F 地球研究室で展示販売します。
各モデル30,000円(税別)(サイズ 16㎝×8㎝×10㎝ ベース含)
写真付き作品証明書が付きます。

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現在、飾り羽をつけた特別バージョンを試作中です。

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どうぞ、コレクションのひとつにお迎えください。

追伸(9月17日):スタッフ様よりディスプレイの様子をいただきました。(ありがとうございます)

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2019年5月 6日 (月)

新商品のこと

なんかツイッターで紹介しているので、すっかり忘れていましたが、昨年から原型製作して商品になったフィギュアを、まとめて紹介します。

2018年 福井県立恐竜博物館 特別展「獣脚類展」

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メインの恐竜 ネオベナートルとバリオニクスの会場限定フィギュアの原型製作を担当しました。

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ネオベナートル

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バリオニクス

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フェバリットからは福井県 勝山から発見された新種恐竜のミニフィギュア「フクイダナソーズ」が発売。

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恐竜博物館仕様とフェバリットオリジナルカラーがあります。

また、自分で好きな色を塗れるペイントダイナソーもあります。

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2019年 5月からフェバリットからモササウルス フィギュアが発売。

モササウルス ソフトモデル

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モササウルス ビニールモデル

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みなさんよろしくお願いします!

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2018年7月24日 (火)

ジオターミナルでワンオフ模型販売中

今春、福井県立恐竜博物館の真ん前にオープンした「ジオターミナル」

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今回、模型教室で博物館に来た機会に行ってみました。

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ジオターミナルは、勝山市が運営する観光案内、お土産などの物販、レストランが入った複合施設です。

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ショップでの恐竜グッズの品揃えも多く、もちろんフェバリットの恐竜フィギュアもバッチリ!

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実は、私が模型専門誌 月刊モデルグラフィックス誌で連載していた、一点ものの恐竜模型も委託販売しています。

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原型模型なのでちょっと高価ですが、この世にひとつしかない模型を入手できますよ。

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2017年7月 6日 (木)

福井恐竜博物館 特展会場限定「トロオドン フィギュア」の紹介

福井県立恐竜博物館で今月14日から始まる特別展「恐竜の卵」の会場ショップ限定で販売される「トロオドン フィギュア」の紹介です。

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特別展のポスターにもなっている巣で抱卵しているポーズで、私が原型を作っています。

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ポリレジン製で細かいディテール、彩色まで忠実に再現。

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パッケージもしっかり梱包されていますね。

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特展会場にはこの抱卵ポーズの実物大ジオラマも再現展示されています。

こちらも会場限定のぬいぐるみトロオドン。もふもふでかわいいです!

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デザインは私ではありませんが、開発段階でアドバイスさせてもらいました。

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このほか私のラフスケッチをデザインしたトートバックやマグカップなども販売されます。

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会場に行かれたときは、旅の思い出に是非お手に取ってみてください。

福井県立恐竜博物館 特別展「恐竜の卵」HP

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2017年3月17日 (金)

フェバリットコレクション スピノサウルス遊泳ver.& 始祖鳥

フェバリットコレクションからソフトモデル、スピノサウルス遊泳ver.& 始祖鳥が発売になりました。

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最近ツイッターのほうで情報を発信しているので、こちらでは今になってしまいた。

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スピノサウルス遊泳ver.ソフトモデルは2014年に発表された復元スタイルで、現生のワニのような半水棲で、水中の魚などの獲物を泳いで追いかけているスタイルをモデリングしました。

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アーケオプテリクス/ 始祖鳥 ソフトモデルは、いままさに飛び立とうしている始祖鳥の躍動的な瞬間を作りました。

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最新の研究から、始祖鳥の羽根には黒色を示唆する証拠が見つかったことから、黒~グレー~白色でカラーリングしています。

どうぞ、皆様のコレクションのひとつのお加えください!

フェバリットHP スピノサウルス遊泳ver. 
フェバリットHP アーケオプテリクス/ 始祖鳥 

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2016年10月29日 (土)

東急ハンズ名古屋 地球研究室で作品販売!

荒木恐竜工房、独立10周年、模型稼業34年を記念して、私のこれまで制作してきた模型を特別販売いたします!

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今回、東急ハンズ名古屋店 地球研究室 クリエイターズワールド(11月3日~13日)で販売するのは、キットや複製品ではなく、月刊モデルグラフィックスや文芸社マスターモデラーズ誌で連載のため制作した、一点作・ワンオフ模型の20作品です。

連載誌以外でも各種恐竜展イベントや恐竜図鑑などに掲載されたきた模型たちです。

私の最高の自信作「ティラノサウルス2009(スカー 1/10スケール 2009年制作)」(150万円 税別)を筆頭に、

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各地target="_blank"のイベントで展示した「トリケラトプス2002(1/10スケール 2002年制作)」(60万円 税別)

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ステゴケラス 1996(1996年制作)」(8万円 税別)なども販売予定です。

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お買い上げいただいた方には、掲載誌、図鑑を進呈いたします!

人気の「トロサウルス 1986(1986年制作)」(40万円 税別)。多くの恐竜図鑑で紹介されています。

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月刊モデルグラフィックス掲載号

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お買い上げいただいた作品には、エンボススタンプ刻印した作品証明書も発行します。

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私が原型制作したリーズナブルなフェバリットの恐竜シリーズもあると思いますので、買っていただいた方にはサインもしまっせ!

11月3日~6日(PM:12~17時ぐらいまで)まで会場で制作実演予定ですので、どうぞ皆さんお越しください。たぶんヒマにしていますので、お気軽にお声かけてください!

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