2023年10月31日 (火)

京都アンティークフェアとモデラーズフェスティバル2023に行く

10月はイベントの多い月です。

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10月27日は、年に3回の楽しみの京都パルスプラザで開催される京都アンティークフェアに。

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掘り出し物や買いたいものを見に行くというより、目の保養にほぼ習慣のように行ってますが、今回は博多人形や春画人形で良いものがあって買ってしまいました。

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さて29日は、こちらもほぼ習慣になってしまった年一回の楽しみのモデラーズフェスティバル2023に、tsukudadosさんと一緒に行きました。

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こちらも目の保養です。

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出展者も来場者も女性が増えた印象ですね。

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2023年7月17日 (月)

福井県立恐竜博物館 リニューアルオープン!

昨年暮れから休館していた福井県立恐竜博物館が、7月14日にリニューアルオープンしました!
今回のリニューアル展示で私もお手伝いさせていただき、昨年の2月からリモートや現地に伺いながら、制作をつづけ今年6月末まで、約1年半に渡る仕事でした。

私が関わったのは3か所で、まず一つは新しく増築される第二恐竜博物館、通称「小タマゴ」内に設置される、高さ13mのシンボルモニュメント「恐竜の塔」に展示される、福井で見つかった5種類の恐竜、フクイラプトル・フクイサウルス・フクイベナートル・コシサウルス・フクイティタンと鳥類フクイプテリクスの原寸大模型用の雛型模型を縮尺1/2~1/20で制作し、工場で等身大模型を作る過程で、工場まで何度もお邪魔し博物館の研究員さんとご一緒に監修作業を行いました。

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フクイラプトルの雛型模型は1/10スケールで、大阪の工場では、これをスキャンして拡大した原型に手を加えて実物大模型を製作するのですが、雛型では表現できていないディテールの追加などを職人さん方にかなり無理を言ってお願いして、とても良い模型が出来たと思います。

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二つ目は、本館に2000年の開設時から「福井の恐竜コーナー」にある「北谷ジオラマ」の改修です。

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(開館時からの展示)

今年の2月に現地で打ち合わせし、2022年現在で最新の情報をもとに配置する恐竜等を決定し、レイアウトを描き制作を開始しました。

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22年間設置されていたフクイラプトルが撤去され、1/2スケールのフクイベナートル、哺乳類を飛びかかるフクイプテリクス、遠方の逃げるフクイサウルスの子供、それを追うフクイラプトル、草を食むオルニトミモサウルス類を新しく作りました。
樹木や植栽、背景など環境の模型制作は京都の西尾製作所さんです。

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小型哺乳類(or 虫)を狙うフクイプテリクスに驚くフクイベナートル

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約1/2スケールのフクイベナートル

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フクイプテリクス

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遠景にフクイサウルスの子供の追いかけるフクイラプトルとオルニトミモサウルス類の群れ

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ゴキブリ類を狙う哺乳類

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(2023年新展示)

三つ目は、新しく追加展示される恐竜骨格標本の復元模型です。
今回リニューアルの目玉の一つのミイラ化石 ブラキロフォサウル、ファルカリウス、ブラキオサウルス幼体の3種類の模型を新しく制作しました。

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ブラキロフォサウルスは今回のリニューアルの目玉展示。

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愛称レオナルドのミイラ化石はレプリカではなく本物化石です。

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この産状スタイルの模型は、今回制作した模型に合わせ、以前作ったものを彩色変えしました。

制作中は各恐竜のご担当の先生方々、また制作会社の方々にも大変お世話になりました。
大変大きな仕事、そして後世に残る仕事を行うことができとても嬉しく感謝しております。
(tsukudadosさんにはベナートルの目玉を作ってもらいました。ありがとうございました!)

さて、7月14日にリニューアルオープンの式典には当初出席を予定していましたが、折しも北陸地方が悪天候になる予報で、明くる15日に四日市で模型教室の予定があったため、主席は断念しました。(13日は富山で、15日には秋田で豪雨被害がありました)
そのため、実は自分が関わったところを含め、リニューアル展示をまだ見ていません。
早く見れるのを楽しみにしています。

みなさんもグレードアップした恐竜博物館へぜひ!

参考ページ→最速レポート ふくいドットコム 

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2022年12月23日 (金)

監修?の仕事

現時点では詳しくは書けませんが、監修と言うか検収と言うか、の仕事で大阪南部へ。
自分も造形の仕事をしているので、造型されたものにいろいろ修正をお願いするのは心が痛みます。
仕事の後、帰れば帰れるんですが、せっかくコロナワクチンを5回も打ってるし、国の旅行支援もあるので、嫁さんの許可を得て近くのホテルで一泊。

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割引とクーポンで実質1000円で宿泊できましたが、生憎の最強寒波襲来のせいで、寒さと強風でホテルの温泉のみ楽しみました。
一緒に検収に来られてた北陸の先生は、きっと帰れてないだろうな・・・

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2022年12月18日 (日)

サンダーバードで福井へ行く

12月15・16日に福井に行ってきました。

いつもは恐竜博物館のある勝山市に車で行くことが多いのですが、今回は福井駅周辺で仕事で、しかも寒波の襲来で雪模様になりそうだったので、久しぶりに電車で移動することにしました。

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北陸本線のサンダーバードは、恐竜博物館が開館前の準備中とやはり雪の日の移動でに2度乗ったっきりかもしれません。

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さて、行きの自由席はけっこう満席で、せっかく京都駅で買った駅弁を車内では遠慮して食べられませんでした。

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途中の米原周辺では雪景色でしたが、福井は雨模様。

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駅前の恐竜はクリスマスのサンタ仕様に。

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仕事の時間まで少しありましたので、車内で食べられなかった駅弁をアオッサのテーブルで黙食。

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今回の仕事は新しくできるJR北陸新幹線 福井駅に関係あるのですが、実はアオッサの上階からチラリとその姿が見えます。

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いまは詳しく紹介できませんが、いずれお披露目があるでしょう。

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さて、仕事も終わり15日はホテルで一泊。

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その夜は関係者のみなさんとホテル近くの居酒屋で親睦会。恐竜博物館開館当時からお世話になっている施工会社の方々と今回のオブジェでお世話になる業者の方々と楽しいひとときでした。

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明くる16日は特に予定も無かったのですが、飲み過ぎでしんどいのと、あいにくの天気だったので観光もせず旅行支援のクーポンでお土産を買って帰宅しました。

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12月23日追記

クライアントから今回の仕事の内容は公になるまで内密にということでしたが、12月21日に各メディアで報道されました。
2024年に開通予定の北陸新幹線 福井駅の横のデッキに設置される恐竜モニュメントの設置の様子の確認に行ってきました。
これらの恐竜の雛型模型を今回、まる一年かけて制作しました。

観光客迎える「恐竜モニュメント」登場 動き出す仕掛けも 福井市観光交流センター(福井テレビ) - Yahoo!ニュース 

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2022年10月19日 (水)

ジブリパークのプテラノドン


先日内覧会にお招きいただいたジブリパーク 地球屋のプテラノドン。

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元々はジブリ美術館オープンの時の展示用に作って、映画「千と千尋の神隠し」のワンシーンにに出たのは知ってましたが、なんで「耳をすませば」の地球屋に?って思っていたところ、スタジオジブリのYさんに、チラッと出てると教えていただき、録画を確認したら…

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おった!知らんかった!!(^o^)
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こちらは2001年に制作したジブリ美術館のプテラノドン。
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2022年9月 6日 (火)

講談社 どうぶつアルバム「新恐竜100」発売!

8月に発売されて、もう一ヶ月たってしまいましたが、講談社 どうぶつアルバム8「新恐竜100」の紹介です。

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2007年に出版された「恐竜と大むかしのいきもの100」から版を重ね、2014年に刊行した「どうぶつアルバム 恐竜100」に、監修に小林 快次先生を迎え、北海道で発見されたカムイサウルスなど11体の恐竜が新たに加わり、71点の恐竜模型写真が新しくなった新改訂版です。

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最近、近所にあったTSUTAYAが閉店してしまい、毎日寄れる書店が無くなってしまったため、先日やっと実店舗に並んでいるのを見ました。

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このどうぶつアルバムのシリーズは、おそらく子供が最初に手にする写真図鑑で、最初に恐竜を見るのが私の模型だと思うととても嬉しいです。この本をきっかけに、恐竜の世界や他の世界にも興味を持っていってくれると良いですね。

講談社「新恐竜100」紹介ページ 

 



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2022年8月13日 (土)

海洋堂ホビーランドに行く

8月11日、tsukudadosさんと海洋堂ホビーランドに行きました。

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現在、「日本画と恐竜」という展示会と、この日に開催される、松村しのぶ氏と化石ハンター 宇都宮聡氏とのトークショーを聞くためです。

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トークショー、面白かったです。

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芯の一本通ったひとの話は面白い。

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日本画の恐竜も面白かったです。

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絵だけではなく立体もたくさんありました。

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センムさんに誘われてなぜか私も記念写真。

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2022年5月 6日 (金)

My3Dプリントフィギュア 再び

この前、東京で作った3Dフィギュアが気に入って、1/24スケールも注文して作りました。

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大きさはこれぐらい違いますが、ピンボケ度はあまり変わらず。

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でもやっぱり私ですね(笑)

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昭和ジオラマ作家の山本高樹氏の「飛田遊郭」と一緒に撮ってみました。

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2022年3月21日 (月)

My3Dプリントフィギュア

先週行った東京のスモールワールズTOKYOで作った、「自分そっくりフィギュア」が届きました。

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模型業界の片隅にいながら、自分の3Dプリントフィギュアを作ったのは初めての経験。
スケールは1/35と小振りですが、3500円(+送料)とリーズナブルなお値段でした。(相場はよく知りませんが 笑)
送られてきたレターパックを開けると、緩衝パッケージに入ったフィギュアが。

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ワシやないかい!w

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ボケた写真のようなディテールですが、そっくりですね!これは面白い。

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ここ数年、冬は着た切り雀でず~っとこの格好、このバックで外出しているので、良い記念になりました。

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自分ではまず見ることない後姿もなかなか趣があります。

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ちょっともっと大きなサイズも欲しくなりましたわ。

マイ恐竜と一緒に記念撮影しときましょう。

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2021年11月23日 (火)

情景師アラーキー展に行く

勤労感謝の日の23日、tskudadosさんと一緒にイオンモール茨木で開催されている「情景師アラーキーの凄い!ジオラマ展」を見に行きました。

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アラーキーさんのジオラマはモデラーズエキスポやモデラーズフェスティバルなどで実物を見る機会がありましたが、今回は十数点の作品を一堂に見ることができました。

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作品の素晴らしさは言うまでもなく、著書もたくさんありテレビでもよく取り上げられるので、会場は私ら模型大好きオッサン世代だけではなく、若いカップルや子供も男女関係なく、あらゆる世代のお客さんで賑わってました。

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ジオラマと言うと、戦車や戦争の一場面、あるいは鉄道模型のようなものを思い浮かべ、興味の有る無いがはっきり分かれそうですが、アラーキーさんのジオラマは、なんて言うか、ドールハウスや与勇輝の人形、映画の三丁目の夕日に近く、世代や男女関係なく訴えかける郷愁のようなものがあり、そのジオラマの中の住人になり入り込めそうな雰囲気があります。

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もちろんそのようなドールハウスやジオラマはこれまでもありましたが、ひとりで昭和からSFまでのバリエーションは珍しいし(例えば昔の自転車屋のようなお店がスクラップのロボットを売ってるうような)、また非常にしゃれた見やすいガラスのショーケースに入る、統一された大きさにジオラマが作ってあることも、このような展示会を行うことを当初から考えて作っていたのも珍しいかもしれません。

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これは氏が大手電器メーカーに勤めていたころから趣味で作っていたことを考えると、とても戦略的作戦だったと思います。

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たとえ思ったり企画しても、それを実際に行うこととは大きな隔たりがあります。それを実現したアラーキーさんは凄い!と思いますが、それは凡人の想像で、実はアラーキーさんの理想はもっとはるかに凄いものかも知れませんね。これからも期待!

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