今回、関東に行く用事があり、せっかくなので一泊して、5年前に回れなかった伊豆のB級スポットを見に行くことにしました。
4日早朝7時に自宅を出発し、埼玉県飯能市に模型を運びます。
初めて新東名を走りましたが、トンネル多いですね。富士山の見えるスポットも少なかったですが、今回は綺麗な富士山を見ることができました。(走行中にパチリ)

午後3時前にご依頼者宅に到着し、無事模型を引き渡したあと、当日の宿泊地、伊豆の温泉宿に向かいます。
ダメもとで、富士山の見える部屋を取りましたが、当日午後からの雨で残念ながら見えず・・・。

もちろん、この宿ご自慢の富士山を望む展望露天風呂からも・・・見えず・・・。
朝もモヤがかかって見えず・・・

夜中に見えたかも?の一枚(画像処理しています)

さて気を取り直して、翌日5日は伊豆の珍スポット、B級スポット巡りです。
一番最初に行ったのは宿から近かった、世界文化遺産「韮山反射炉」。B級スポットなんて言ったらバチがあたりますね。

宿を8時半にチャックアウトして、9時に着いたので観光客もまばらでラッキー。

一緒にボランティアの解説を聞いていた60代ぐらいの夫婦が、「むかし、小学校の遠足で来たときは煙突みたいなのが原っぱに立ってるだけだったのに、立派になったね~」とか言ってたのが印象的でした。
私が駐車場から出るころには、次々と観光バスが入ってきてました。
さてここからが本番です。まずは「怪しい少年少女博物館」

前は名前だけで行くのをやめたんですが、あとから調べて「なんで行かんかったんや~」と後悔したところなので、今回はとりあえずここが第一目的地でした。
車のナビを頼りに行きますが、とんでもなく道の狭い峠を越えさせられました。
昼前に「怪しい少年少女博物館」に到着。

一応どんなところかは、事前にネットで調べていましたが、ま~何て言うか、一言で言うなら「ゴチャゴチャ」です。

さて、次は「怪しい~」の姉妹施設「まぼろし博覧会」に行きます。

ま~こちらも二言で言うなら「大きなものがゴチャゴチャ」です。

これは私の勝手な想像ですが、各地にあった娯楽施設やイベントで使用された展示物が、施設の閉館などで廃棄されたものを寄せ集めて、これまた閉館、倒産した施設に「怪しい」「まぼろし」という、便利なコンセプトを使って復活させたものでしょう。

存外それは成功しており、たぶん元手もそんなにかけず、私みたいな物好き相手に経営できてるんですから。(くれぐれも私の勝手な想像ですからね)
料金も1000円前後で、家族4人で4000円なら腹立つかもしれませんが、私みたいに一人で見に来て、かつて大勢の観客を喜ばせた(で、あろう)展示物(の残骸)を1000円で見れるなら、「ま~良しとしよう」という人間もいるでしょう。
実際に伊勢にあった秘宝館の展示物の残骸や私が雛形原型を作った衣料品メーカー(倒産)の巨大ティラノサウルスのオブジェなんかも散見できました。

また明らかにマニアのコレクション寄贈?放出?のような一角もあり、私は十分楽しめましたが・・・

・・・初デートで彼女をこんなところへ連れて来たら十中八九振られるかも?でもサブカル好きな女の子なら喜んでくれるかも?
実際、当日女性のグループを何組か遭遇しました。
さて近くにあった象牙の美術館にも寄りたかったんですが、時間の関係で「伊豆極楽苑」へ向かいます。

こちらは以前にも来たことがあるので、併設の「秘宝展」のみ入館。

前に来たときは春画人形や陰陽人形には別に興味が無く、流し見だったので、今回はじっくり鑑賞。これ持ってるし!→また買ってしもた~ 春画 底絵つき人形(18禁)
その後、最後の目的地「土肥金山」へ。

勝手な思い込みで、てっきり山の中にあると思っていたのが、開けた港町にあってビックリ。
福島 いわきの炭鉱跡展示のように、実際の坑道跡に等身大人形の展示があり、場所場所で音声解説が自動的に流れるのは、とても分かりやすい展示方法ですね。
で、見たかったお風呂シーン。こんなもの見たいためにこんなところまで来る俺はバカか?

最後に250kgの金塊にタッチして、今後の金運アップを願い、帰宅の途に。

自宅に着いたのが夜の11時でした。

ま~年齢相応の上品な施設や観光ができれば良いのですが、なんせ55歳になっても精神年齢は20代(?)のままなので、お恥ずかしい・・・ 
でも身体は正直で、あ~しんどかった。
関連日記:関東ぐるりん一人旅 秘宝館制覇!編
(このブログは「恐竜模型の世界」の一部です)
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