日経新聞に載りました
2022年9月30日の日本経済新聞 文化欄で私のことが紹介されました。
記事は一人称になっていますが、記者さんが枚方の工房まで来てくれて、2時間ほどのインタビューをまとめてくれたものです。ありがとうございました。
恐竜世界、今によみがえる 40年で850体超の復元模型: 日本経済新聞 (nikkei.com)
(このブログは「恐竜模型の世界」の一部です)
2022年9月30日の日本経済新聞 文化欄で私のことが紹介されました。
記事は一人称になっていますが、記者さんが枚方の工房まで来てくれて、2時間ほどのインタビューをまとめてくれたものです。ありがとうございました。
恐竜世界、今によみがえる 40年で850体超の復元模型: 日本経済新聞 (nikkei.com)
(このブログは「恐竜模型の世界」の一部です)
素地もあったのかもしれません。
話しは前後しますが、中学生の頃に、親戚のオッチャンから、みかん箱一杯の、文庫本をもらいました。コナン・ドイル、アガサ・クリスティなどのミステリー、ヴァン・ヴォクトー、E・R・バローズ、A・アシモフ、A・C・クラークなどのSF、星新一、小松左京、筒井康隆など、「こんなん読んだら、そっち方向に行ってしまうわな」が満載でした。
案の定、そっちに行ってしまったわけです・・・。
しかし、それまで、ほとんどマンガしか読んでなかった私には、この文庫本は、宝の山でした。毎晩、遅くまで読みふけっていたのを憶えています。
ちょうど「宇宙大作戦(スタートレック)」の再放送もあり、ラジカセをテレビの前に置いて、録音していたのも、この時期です。
間もなくして、私を取り巻く、多くのものが、サイエンス・フィクション、スペース・ファンタジーに満ちあふれます。
(このブログは「恐竜模型の世界」の一部です)
随分、間が空きましたが(まる一年)、私が恐竜模型を作り始めた記録の再開です。カテゴリーを整理しましたので、過去のブログはこちらで。
映画「スターウォーズ」は、色んな意味で、当時高校生であった私にとてつもない影響を与えました(写真は17歳時)。
私がハン・ソロ船長の真似をして、皮ジャンや皮ブーツを履いていたのは、今となってはお笑いですが、当時はこの格好のまま、友人と、東京まで遊びに行きました。
ブログには書いてませんが、中学生の時も友人と夜行バスで上京したおりは、上野の科学博物館に行くのが目的でしたが、今回は、「船の科学館」にある、サターンロケットや、宇宙船が目的でした。
友人は新宿で、趣味のロックバンドの「バウ・ワウ」のジャッケット撮影の現場に遭遇し、興奮気味!私は当時からあった、キャッチセールスに初遭遇!もちろん断りましたが。
旅行前に会員になり、宿ににしたユースホステルの門限が、異常に早く(当時)、窓の外の行くかう人を見ながら、二人で「何で俺らここに、おるんやろ~」を言いあいました(溝口君、どないしてんのかな~?)。
とにかく、この格好・・・。若気のいたりですが、この時から、少しの期間、私は恐竜を忘れて、「スターウォーズ」と言う魔物の世界のとりこになってしまいます。
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スターウォーズである。この映画ほど私の人生に影響を与えたものはない。
深夜の「宇宙大作戦(スタートレック)」などを見ていたり、バロウズの「火星シリーズ」やヴォクトなど古典SFを読み漁っていた私は、まともにその洗礼を受けてしまう。
いやSFだけではなく、鉄道模型のレイアウトやバンダイ48シリーズのAFVのジオラマなどに凝っていた頃なので、スターウォーズの宇宙船の模型などにも並々ならぬ影響を受けてしまう。
それだけではない。ハン・ソロ船長のカッコ良さに、それまで、7・3分けだった髪型をセンター分けにし、黒の皮チョッキを買い込み、ガンベルトを締めて街を歩くと言う、今なら即逮捕されてしまうような暴挙に私を向かわせてしまった・・・(17歳当時)。
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そしてこれが、高校生1年生の時の最後の作品であるケラトサウルスです。
確かB・クルテンの著書「恐竜の時代」の中の骨格写真を参考にし、骨格図から考えて作った最初の模型でした。(それまでは図鑑の挿絵などを基に作っていました)
やはり芯は木製でブロンズ粘土で作っています。表面のウロコは、当時もうひとつの趣味だった鉄道模型で作ったモーターツール(車両モーターにピンバイスを取り付け、径0.5mmのドリルの刃を取り付け、制御板で回転数を調節すると言う、トンデモナイ物。当時大阪、旭屋書店5階のマッハ模型に売っていた)で彫り込んでいた。
この径0.5mmのドリルの刃がよく折れるんだ!これが。折れると、0.8とか1mmで代用するので、ウロコの溝幅が微妙に違ったりしたんですね~。(今みたいに百均の無い時代ですからドリルの刃も高かった)
実は、このケラトサウルスは結局ウロコ模様を途中のまま、しばらく制作を休んでしまいます。この頃から、「スターウォーズ」が徐々に私を侵食し始め、興味のほとんどが「スターウォーズ」に急速に移行していくことになります。
このケラトサウルスが再び日の目を見るのは、それから数年経ってからです。
1983年、当時ガレージキットの黎明期真っ只中にあった海洋堂に、この模型を持って行き、海洋堂の原型師になるきっかけを掴みます。その際、彫り残しのウロコは完成させ、足を改良し、海洋堂恐竜原型の第1号になりました。その時もらった原型代は5万円。今では考えられない値段ですが、当時、ものすごく嬉しかったことを思い出します。
それは、また別の機会に書きたいと思います。
(このケラトサウルスの画像を探しましたが、なかなか見つからないため、ホビージャパン誌1984年4月号掲載の画像を使用しました。問題ある場合はお知らせ下さい。)
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トースター事件はさておき、粘土で恐竜造型に目覚めた私が次に作ったのは、当然トリケラトプス(笑)でありました。
これはまだ手元にあったので、写真で撮ってみた。
ところどころひび割れているが、まだ原型を保っているぞ!さすがブロンズ粘土。約30年目のものですからね。この当時の模型には角材の芯が入っています。
実はこのあと、ステゴサウルス(背中の骨板はバルサ製)も作ったのだが、今それは(私の記憶間違いでなければ)東京の知人のコレクター宅にあるはずです。
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中学の終りごろ、友人と二人で高速夜行バスに乗り、東京へ行きました。目的はズバリ!東京国立科学博物館!念願のアロサウルス復元模型(意外にちっちゃかった)に対面し、写真撮りまくり、三脚立てて館の人に怒られたりしながら、楽しく過ごしました。当時、兄が東京の大学におり、寮で泊めてもらいましたが、この夜、ふと、「バルサよりも粘土で作るほうが楽にできるな」と思いつきました。
早速、家に帰ってから紙粘土で何個か作りましたが、これがことごとくヒビ割れたり、毛羽立ちがひどかったりと思い通りに作れない。
そこで、もっといい粘土を使わねば、と思い立ち、大阪京橋のダイエーのエスカレーター脇にあった、小さな画材屋さんで、見つけたのが「ブロンズ粘土」なるものでした。曰く「軽くて丈夫、完成後のヒビ割れもありません」と言う文句を信じて買って帰りました。(当時、普通の紙粘土が80円ぐらいに対し、ブロンズ粘土は350円ぐらいしたと思います)
それで作ったのが、このティラノサウルス(ばっかり)。
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これは当時、自転車のうしろに模型を乗っけて、近くの山に行って撮ってきた写真です。(今は住宅街になってます)
現物は、引越し前の海洋堂にあったのですが、今はもう・・・有るのか無いのか?
下にも書いたが、これが二見書房「大恐竜時代」。私の運命を変えた本であります。
これを手に取らなかったら、もしかしたら、今みたいに恐竜の模型を作っていなかったかもしれません。とにかく内容も、挿絵も衝撃的だった。とくにバッカーの走るデイノニクスの挿絵には、頭をトンカチで殴られたようなショックを受けました。
発行は昭和51年4月5日 私が中学3年生の春のことです。
当時、私は京阪の香里園にある空手道場に通っており(空手バカ一代とブルース・リーの影響 笑)、駅前にあるポピーショップ(農協会館)の2階にある本屋でこの本を見つけました。今でもよ~く憶えています。確か角川書店の映画ブームの真っ只中で、八つ墓村か犬神家の一族のキャンペーンをやってました。(この時、江戸川乱歩の「人間椅子」を偶然立ち読みして、その後乱歩にもどっぷりはまってしまう・・・もうこの本屋はありません。また「大恐竜時代」は『恐竜絶滅の謎」と改題して再販されました)
記憶が定かでありませんが、この前後の時期に模型誌ホビージャパンなどで恐竜の特集などがあり、大英博物館のモデルやエアーフィックスのプラモデル、オーロラのプラモデルなどが紹介され、恐竜模型への情熱が高まった時期であったのは確かです。
(このブログは「恐竜模型の世界」の一部です)
いよいよバルサ恐竜の最終回です。
やはりティラノサウルスです(笑)。これのモデルとなったのは、その昔、科博にあり、今は九州のどこか(確か佐賀だったような)の博物館か科学館にあるティラノの模型です。
下の模型と同様に、最初ブツブツの紙ナプキンを貼り付けていましたが、後からウロコのツブツブ筆塗りした憶えがあります。
同時期に作ったトリケラトプスもあったのですが、残念ながら紛失してしまいました。
この模型を作った直後から、「こんな苦労しなくても、粘土で作った方がもっと簡単じゃないか」とフッと思い至り、その後は粘土まっしぐらになりました。
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やはり中学生時分にバルサで作ったティラノサウルス(笑)その2です。(手デカ!)
この模型の参考にしたのは、その昔、上野の国立科学博物館のホールにあった、アロサウルスの復元模型です(爆)。この科博のアロサウルスの模型に当時私は並々ならぬ影響を受けました(また書きますね)。
さてこの模型も、バルサ材を削って作りましたが、その表面にイボイボ柄の紙ナプキンを貼り付けてウロコを表現しています。
当時友人に見せたとき、大笑いされました。
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ところで昨日NHK教育でやってた「ハリウッドのT-REX」、やっぱ、グワンジ、かっこいい!!
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